全ポルトギーゼ・クロノグラフに自社キャリバーを搭載
IWCは、「ポルトギーゼ・クロノグラフ」をリニューアルした。すっきりとした端正な文字盤、2 つのインダイヤル積算計、1/4 秒単位の目盛りを持つインナーリングを特徴とするアイコニックなデザインはそのままで、文字盤側は何が変わったのかわからない。しかし、IWCで最も高い人気を誇るこのクロノグラフは、高品質な自社キャリバー69355を搭載し、トランスパレントバックから鑑賞できるよう改良されている。
IWC「ポルトギーゼ・クロノグラフ」
■自動巻き。33石。28,800振動/時。SS or 18KRGケース(直径41 mm / 厚さ13.1 mm)。パワーリザーブ約46時間。30m 防水。
■自動巻き。33石。28,800振動/時。SS or 18KRGケース(直径41 mm / 厚さ13.1 mm)。パワーリザーブ約46時間。30m 防水。
IWCが創業した1868年から150周年を記念して2018年に世界2000本限定で発表された【IWCジュビリーコレクション】に搭載された自社キャリバー69355が、今年から全てのポルトギーゼ・クロノグラフに搭載される。ソリッドバックからトランスパレントに変更され、SSモデルはピンバックルからバタフライ・フォールディング・クラスプに仕様変更された。
視認性が高いホワイトダイヤル2種
(左)Ref. IW371604:SSケース。シルバーメッキの文字盤。ゴールドメッキの針とアプライド・インデックス。795,000円(税別)(右)Ref. IW371605:SSケース。シルバーメッキの文字盤。ブルーの針とアプライド・インデックス。795,000円(税別)
「ポルトギーゼ・クロノグラフ」は、端正ですっきりとした機能的な文字盤に、6時位置と12時位置のふたつのイン・ダイヤル積算計、アプライドのアラビア数字、スリムなリーフ針が配置され、スレンダーなベゼルがその周りを取り囲んでいる。1/4秒単位の目盛りをプリントしたインナーリングは、計測時間の正確な表示を可能にするだけでなく、時代に左右されない「ポルトギーゼ」のデザインに、さりげなくスポーティーな魅力を添えてくれる。このシンプルなデザインが万人に好かれるポルトギーゼ最大の魅力だろう。
精悍さが際立つブラックとブルーダイヤル
(左)Ref. IW371609:SSケース。ブラックの文字盤。ロジウムメッキの針とアプライド・インデックス。795,000円(税別)(右)Ref. IW371606:SSケース。ブルーの文字盤。ロジウムメッキの針とアプライド・インデックス。795,000円(税別)
重厚なレッドゴールド × スレートグレーダイヤル
Ref. IW371610:18KRGケース。スレートカラーの文字盤。ゴールドメッキの針と18Kゴールドのアプライド・インデックス。 ブラックのサントーニ社製アリゲーターストラップ。1,790,000円(税別)
エレガントなレッドゴールド × ホワイトダイヤル
Ref. IW371611:18KRGケース。シルバーメッキの文字盤。ゴールドメッキの針と18Kゴールドのアプライド・インデックス。ブラウンのサントーニ社製アリゲーターストラップ。1,790,000円(税別)
シースルーバックから見える自社キャリバー69355
スイングピニオン方式は今までと同じだが、新たにコラムホイールを搭載した。巻き上げ効率が高い両方向巻き上げに変更。
【85点】IWC / ポルトギーゼ・クロノグラフ ”150イヤーズ”
https://www.webchronos.net/specification/28533/
https://www.webchronos.net/specification/28533/