ブライトリングの新しいクロノマットコレクション「クロノマット B01 42」が登場

2020.05.06

ブライトリングは、1984年に発表されたクロノマットのデザインを踏襲した「クロノマット B01 42」を発売する。ダイアルカラーやケース素材には多くのバリエーションが用意され、ライダータブが装備された逆回転防止ベゼルやルーローブレスレットが特徴的なモデルだ。

クロノマット B01 クロノグラフ 42

ブライトリング「クロノマット B01 42」Ref.AB0134101G1A1
自動巻き(Cal.01)。47石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約70時間。SS(直径42.00mm、厚さ 15.10mm)。200m防水。89万円(税別)。

 

生粋のプロフェッショナル向けクロノグラフがデザインを一新して登場

ブライトリングは、同社のアイコンとして親しまれている「クロノマット」の1984年発表モデルの意匠を取り入れつつ、デザインを一新させた「クロノマット B01 42」を発売する。バリエーションは通常モデルで7種類、ベントレーとのパートナーシップ記念モデルが1種類、イタリア空軍アクロバット飛行チームであるフレッチェ・トリコローリとのパートナーシップモデルが1種類、日本限定モデルが1種類となる。

クロノマット B01 クロノグラフ 42 ベントレー

英国のカーメーカーであるベントレーとのパートナーシップを記念したモデル「クロノマット B01 42 ベントレー」。グリーンを基調とし、サブダイアルにブラックを取り入れたカラーリングが特徴だ。ケースバックには「BENTLEY」の刻印が施されている。Ref.AB01343A1L1A1。自動巻き(Cal.01)。47石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約70時間。SS(直径42.00mm、厚さ 15.10mm)。200m防水。89万円(税別)。

「クロノマット」はもともと、ブライトリングが1942年に発表した回転計算尺付きクロノグラフの名前であった。しかしその意味するところは「計算用クロノグラフ」であり、後に同社のもうひとつのアイコンである「ナビタイマー」へと進化することとなる。現在の「クロノマット」の原型といえるモデルが発表されたのは1980年代になってのことであった。

当時はクォーツウォッチの全盛期であり、同社も多くのブランドと同様にその影響を強く受けていた。そんななか、イタリア空軍アクロバット飛行チームのフレッチェ・トリコローリが公式時計を公募することを発表した。これに臨むべく、実際にパイロットへのヒアリングを行い、彼らの意見を反映させ、ブライトリングはある自動巻き機械式クロノグラフを作り上げた。1983年に見事公式時計として採用されたこのモデルは、機械式時計という存在を再び表舞台に登場させることに成功した。そして1984年、「クロノグラフ」と「オートマチック」のふたつの意味を込め、「クロノマット」の名称で市販を開始したのだった。

クロノマット B01 クロノグラフ 42 フレッチェ・トリコローリ リミテッド エディション

「クロノマット」登場のきっかけとなったフレッチェ・トリコローリの限定モデル「クロノマット B01 42 フレッチェ・トリコローリ リミテッド エディション」。12時位置にはブランドロゴの代わりにチームのロゴが配されている。Ref.AB01344A1C1A1。自動巻き(Cal.01)。47石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約70時間。SS(直径42.00mm、厚さ 15.10mm)。200m防水。世界限定250本。90万8000円(税別)。

今回発売されるモデルは、その当時の特徴を随所に受け継いでいる。操作性を高めるとともに風防を保護する役割も持つライダータブ、フランス語で「巻いたもの」を意味する独特な形状を持つ“ルーロー”ブレスレットは、その最たるものだ。パイロットのみならず、多くのプロフェッショナルから支持されている「クロノマット」だけに、スペック面にも抜かりはない。C.O.S.C.認定クロノメーターを取得した自社開発の「キャリバー01」によって約70時間のパワーリザーブを実現し、防水性は現代のスポーツウォッチとして十分な200m防水を誇る。

自分好みの1本を探すのに、豊富なバリエーションは魅力的だ。ステンレススティールのモデルにはシルバー、カッパー、ブルーの3種類、ステンレススティールと18Kレッドゴールドのコンビネーションモデルにはシルバー、ブルー、アンスラサイトの3種類のダイアルがラインナップ。18Kレッドゴールドのモデルにはアンスラサイトダイアルが用意されている。「クロノマット B01 42 ベントレー」と「クロノマット B01 42 フレッチェ・トリコローリ リミテッド エディション」というふたつのパートナーシップモデルに加えて、「クロノマット B01 42 ジャパン エディション」も魅力的だ。

1984年に市販された「クロノマット」は、クォーツウォッチ全盛の時代に機械式時計の復活をもたらした。1984年は同社設立100周年の節目でもあった。

 

Contact info: ブライトリング・ジャパン Tel.03-3436-0011

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