ブライトリングより、「クロノマット B01 42」の日本限定モデルが発売される。ブラックのダイアルにシルバーのインダイアルを組み合わせたデザインが特徴的だ。
日本だけで展開される人気のシルバーハンズの“逆パンダ”ダイアル
ブライトリングは、1984年に同社が発売した自動巻きクロノグラフである「クロノマット」のデザインを随所にちりばめた「クロノマット B01 42」を発表した。ダイアルのカラーやケース素材など、豊富なバリエーションでの展開となったが、同社は日本にだけ特別に、もう1種類のバリエーションを用意していた。それが「クロノマット B01 42 ジャパンエディション」である。
「クロノマット B01 42 ジャパンエディション」は、ブラックのダイアルにシルバーのインダイアル組み合わせた、いわゆる“逆パンダ”ダイアルのモデルに特別にシルバーハンズを配している。ブラックダイアルならではの精悍さと高い視認性をもたらすインダイアルとのコントラストが人気の“逆パンダ”ダイアルがラインナップされることは、ファンにとって喜ばしいことだろう。日本限定モデルは特別にクロノグラフ針をシルバーに仕上げ、その他の仕様は「クロノマット B01 42」と同じである。ライダータブが装備された逆回転防止ベゼル、独特の形状が魅力的なルーローブレスレットなどの、クロノマットの原点に回帰した意匠がダイアルのカラーリングによってすっきりとまとめられ、むしろ現代的な印象を与えている。
「クロノマット」の大きな特徴であるライダータブは、実はベゼルから取り外すことができる。ダイバーズウォッチの多くが持つ逆回転防止ベゼルは通常、ダイビング時の経過時間を計るために時間をカウントアップする機能を持つ。ただしこの場合、所定の時間までの残りがどのくらいかを直感的には把握しづらい。そこで「クロノマット」では、ライダータブを取り外し組み替えることで、カウントアップとカウントダウンの双方に対応することを可能とした。その時々の用途に合わせて柔軟に対応できる汎用性を備えているのは、現場の意見をもとにプロフェッショナル向けの計器を作り続けてきたブライトリングだからこそ成し得たことだろう。
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