ケース径35mmのエレガントな「ナビタイマー オートマチック 35」がブライトリングから発売される。活動的でスタイリッシュな女性のためにデザインされた新作は、手元で洗練された存在感を放つ。
モダンな35mmのナビタイマー
1952年に登場し、今なおブライトリングの主要なコレクションとして人気を集める「ナビタイマー」。「ナビタイマー」というモデル名は“ナビゲーション”と“タイマー”というふたつの言葉から成る混成語で、その名の通り、航空用の回転計算尺を備えているのが特徴だ。「ナビタイマー オートマチック35」のデザインは、1950年代に人気を博したモデルにインスパイアされている。それでいてモダンな印象に仕上がっているのは、ケース径35mmというサイズ感と、文字盤やケース、ベゼル、ブレスレットといった外装の質感の高さが寄与している。スタイリッシュでコンパクト、主張しすぎないのに、存在感がある。
洗練された女性のためのナビタイマー
2020年の新作「ナビタイマー オートマチック 35」は、女性のためにデザインされた新しいナビタイマーだ。ブライトリングらしさはそのままに、ビジネスやプライベートなどあらゆるシーンに対応できる時計に仕上がっている。コンパクトなサイズはもちろん、豊富なラインナップも女性にとってうれしいポイントだ。ひとつめのバージョンはステンレススティールケースに、ブルーダイアル、カッパーダイアル、シルバーダイアルを合わせた3モデル。
自動巻き（Cal.17）。25石。2万8800振動／時。パワーリザーブ約38時間。SS（直径35mm、厚さ9.92mm）。3気圧防水。46万円（税別）。
ふたつめのバージョンは、ステンレススティールのケースにマザー・オブ・パールのダイアルを合わせたモデル。インデックスにはダイヤモンドを使用し、華やかな雰囲気をまとう。
自動巻き（Cal.17）。25石。2万8800振動／時。パワーリザーブ約38時間。SS（直径35mm、厚さ9.92mm）。3気圧防水。60万円（税別）。
3つめのバージョンは、ステンレススティールケースに18Kレッドゴールド製のベゼルを備えたモデル。マザー・オブ・パールダイアルには、インデックスのダイヤモンドが煌く。4つめのバージョンは18Kレッドゴールドをケースとブレスレットに採用したモデル。こちらもマザー・オブ・パールのダイアルにダイヤモンドのインデックスをあしらっている。
自動巻き（Cal.17）。25石。2万8800振動／時。パワーリザーブ約38時間。SS×18KRG（直径35mm、厚さ9.92mm）。3気圧防水。95万円（税別）。
自動巻き（Cal.17）。25石。2万8800振動／時。パワーリザーブ約38時間。18KRG（直径35mm、厚さ9.92mm）。3気圧防水。325万円（税別）。
ブライトリングCEO、ジョージ・カーン氏もこの新作へ大きな期待を寄せている。「ナビタイマー オートマチック35は、女性からの要望を反映した時計です。伝統も機能も犠牲にしない、スタイリッシュでコンパクトなナビタイマーが求められていたのです。このたび、女性のためにナビタイマーを見つめなおし、どんな場所にもしっくりとなじむ時計を作ることに。種々のケースとストラップとともに、ファッショナブルな女性が本当に求めていたモデルをついにご紹介できます。これまでブライトリングを捉えていなかった女性の視線も、この時計からはきっと離れなくなることでしょう」。
女性目線から見たブライトリングは、やはり多くのモデルがユニセックスといえども男性的な印象が強いことは否めない。サイズ感が大きな要因だと考えられるが、デザインの面でも男性が好みそうなガジェット感が、どうしても女性のファッションアイテムとしては強すぎると感じていた人も多いのではないだろうか。いくつも時計を集めることができるラッキーな環境でない限り、女性は時計に汎用性を重視するものだ。ジョージ・カーン氏の言葉通り、この「ナビタイマー オートマチック 35」は今までブライトリングを時計選びの候補に入れていなかった層の女性にも「欲しい」と思わせることだろう。「ナビタイマー オートマチック 35」を見ると、ラインナップの豊富さ、デザイン、サイズなどの面で非常に魅力的な仕上がりとなっているのだ。
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