パルミジャーニ・フルリエは虹色に輝くベゼルでアベンチュリン文字盤を囲ったフライングトゥールビヨン「トンダ 1950 ムーンボー」を発表した。ムーンボーは月虹(げっこう)の意味であり、これを見た者には幸福が訪れると言い伝えられる地域もある。
ブルー、ピンク、オレンジ、イエローサファイア、ルビー、ツァボライト、アメシスト、計40 石2.59 カラットのバゲットカットの宝石がベゼルを飾る。厳選された最高級の石を、それぞれが完璧な色合いとなるように並べ、色の微妙な変化を伴う虹のグラデーションを再現した。
パルミジャーニ・フルリエ「トンダ 1950 ムーンボー」
自動巻き。29 石。21,600振動/時。18KRGケース(直径40.2mm / 厚さ9.4mm)。ブルーアベンチュリンダイアル。約48 時間パワーリザーブ。30 m防水。15,480,000円(税別)
パルミジャーニ・フルリエ「トンダ 1950 ムーンボー」
自動巻き。29 石。21,600振動/時。18KRGケース(直径40.2mm / 厚さ9.4mm)。ブルーアベンチュリンダイアル。約48 時間パワーリザーブ。30 m防水。15,480,000円(税別)
アベンチュリンの夜空に月の虹がかかる
「見ることを学んだ者が、芸術を手にする」と言うのは、幼いミシェル・パルミジャーニが父親から教えられたこと。この言葉は、パルミジャーニ・フルリエのものづくりの哲学を要約している。「トンダ 1950 ムーンボー」には、ベゼルに月の虹(ムーンボー)と、ダイヤルにスパイラルギャラクシー(渦巻銀河)を表現している。月虹は光が弱いため色彩が淡く、観察する力をもってこそ見える神秘的な現象だ。
幸福を呼ぶムーンボー(月虹)
7時に配置されたフライングトゥールビヨンが、宇宙に浮かぶスパイラルギャラクシーを連想させ、アベンチュリンの星に囲まれて、60秒に1回、正確に回転する。超薄型モデル「トンダ 1950」と、トゥールビヨンの7 時位置は、1950年12月2日 午前7時8分に生まれた創業者ミシェル・パルミジャーニへの敬意の表れである。時計師にとっての挑戦である薄型トゥールビヨンムーブメントの開発にあたって、パルミジャーニ・フルリエは、プラチナマイクロローターをムーブメントのプレートに組み込むことで、厚さ3.4mm という超薄型を実現させた。ムーブメントは、見えないパーツまで美しい装飾で、手作業で仕上げられている。
【2020新作時計】パルミジャーニ・フルリエ「トンダ 1950 ダブルレインボー フライングトゥールビヨン」
https://www.webchronos.net/news/43759/
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パルミジャーニ・フルリエが修復した、3つの小さなオートマタ
https://www.webchronos.net/news/33670/
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高級時計が製造されるまで〜パルミジャーニ・フルリエを支える工房〜(ムーブメント編)
hhttps://www.webchronos.net/features/37951/
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