タグ・ホイヤーは、創業160周年という特別なアニバーサリーを称え、1960年代のデザインに21世紀の革新的な時計製造技術を融合させた、「タグ・ホイヤー カレラ 160周年 シルバーダイヤル リミテッドエディション」を発売する。
自動巻き(Cal.ホイヤー02)。33石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約80時間。SS(直径39mm)。100m防水。スペシャルBOX付き。69万5000円(税別)。7月中旬発売。公式サイトにて先行発売中。
現代の技術が取り入れられたヴィンテージデザイン
1860年、創業当時ホイヤーという社名だったタグ・ホイヤーは、エドワード・ホイヤーよってスイスのサンティミエに設立された。以来、160年の歴史の中で数々の変遷を経験するとともに、先端技術の革新や新作の開発を熱心に追い求めてきた。「タグ・ホイヤー カレラ」コレクションは、約60 年前の発売以来、ブランドがモーターレーシングで築いてきたヘリテージと大胆な精神を守り続けている。世界限定1860本の限定モデルは、公式オンラインブティックで先行販売し、7月中旬には正規店でも販売する。
1963年に発売されたオリジナル「ホイヤー カレラ 2447SD」
1962年、当時のCEOジャック・ホイヤーは、事故死が絶えない過酷なロードレース、伝説のカレラ・パンアメリカーナ・メヒコ レースの話を耳にした。「カレラ」はスペイン語で道路やレース、キャリア、コースなどを意味する。彼はこのワードが、新しいタイムピースにぴったりだと直感した。「ホイヤー カレラ」のクロノグラフが初出荷されたのはその翌年、1963年のことだった。こうして、アドレナリン満載のレースの中でも時間を素早くチェックしなくてはならないレーサーにとって、視認性の高いクロノグラフが生まれたのだ。
タグ・ホイヤー カレラ 160周年 シルバーダイヤル リミテッドエディション
ブランドの160 周年記念にふさわしいモデルはやはり、3カウンターとスターバーストを彷彿させるシルバーカラーのダイヤルでよく知られた、1963 年作のモノクロームシルバーダイヤルモデルだ。今年「2447S」とも呼ばれるこのモデルが、アップデートされて新しく発売される。オリジナルでは36 mmだったケース径が39mmに、また1963年に採用された「バルジュー72」と今回採用している「キャリバー ホイヤー02」ムーブメントの構造の違いにより、9時位置にあったスモールセコンドが6 時位置に置き換えられている。もう一つの変化はセンターの時針と分針だ。面取り加工が施され、ベージュのスーパールミノバ®が塗布された。ダイヤルにはカレラの名前とホイヤーのシールドがプリントされており、その上をドーム型のサファイアクリスタルが覆って、オリジナルの「ホイヤー カレラ」をしのばせるレトロな仕上がりとなっている。
公式サイトにて先行販売
ブラックのアリゲーターストラップを組み合わせたこのモデルは、ホイヤー創立年の数字と同じ1860本の限定モデル。ケースバックには「One of 1860」と「LIMITED EDITION」の文字がエングレーブされる。ねじ込み式のサファイアクリスタルから鑑賞できる新デザインのローターには、アニバーサリーエディションを表すラッカー仕上げのエングレーブが施されているほか、パッケージも特別仕様となる。タグ・ホイヤー公式オンラインブティックにて先行販売中だ。
https://www.tagheuer.com/jp/ja/anniversary/tagheuer-160years.html
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