1941年に発表されたパテック フィリップの古典的タイムピース、1518モデルの継承者である永久カレンダー搭載クロノグラフ5270モデルは、2018年以来、ゴールド・オパーリン文字盤を備えたプラチナ・バージョン、および《ドロップ》スタイルのゴールド・ブレスレットを備えたローズゴールド・バージョンが販売されている。今年パテック フィリップは、5270モデルに初めてイエローゴールド仕様のケースを採用した。凹型のベゼルと段差のついたラグを備えた、時を超越したこのタイムピースに、またエレガントな外装が加わった。
パテック フィリップ 2020新作「5270」
パテック フィリップ 永久カレンダー搭載クロノグラフ「5270」
手巻き(cal.CH 29-535 PS Q)。33石。28,800振動/時。パワーリザーブ最大65時間(クロノグラフ非作動時)。18KYGケース(直径41mm、厚さ12.4mm)。30m防水。1841万円(税別)。
手巻き(cal.CH 29-535 PS Q)。33石。28,800振動/時。パワーリザーブ最大65時間(クロノグラフ非作動時)。18KYGケース(直径41mm、厚さ12.4mm)。30m防水。1841万円(税別)。
凹型のベゼルとわずかに広がりを持つラグが特徴の「5270」
シルバー・オパーリン文字盤は、イエローゴールドのバトン型植字インデックスとリーフ型の時分針を配し、卓越した視認性を誇っている。永久カレンダー表示はきわめて均衡に溢れており、6時位置に日付指針表示、12時位置に曜日・月表示窓が並び、さらに7時位置に昼夜表示、4時位置に閏年サイクル表示の小さな表示窓を配している。もちろんムーンフェイズ表示窓も忘れてはならない。クロノグラフ表示はセンター針と瞬時運針式30分積算計の針をサンドブラスト仕上げに変更して、経過時刻を見やすくしている。タキメーター目盛は、クロノグラフと組み合わせて毎時速度を読み取ることも可能だ。
手巻キャリバー CH 29-535 PS Q
パテック フィリップ完全自社開発・製造による最初の永久カレンダー搭載クロノグラフ・ムーブメント、キャリバーCH 29-535 PS Q (2011年発表)は、伝統的なアーキテクチャー(手巻き、コラムホイール、水平クラッチ)を持ち、クロノグラフに関する6件の特許取得済みの技術革新、およびきわめて薄いカレンダー機構(182個の部品から構成され、厚さは1.65 mm)を特徴としている。このムーブメントは、サファイヤクリスタル・バックを通して鑑賞することができる。また、このタイムピースには、イエローゴールド仕様の交換用ソリッドケースバックも付属している。
究極のジェントルマンズウォッチと呼ばれる「5270」
新しい5270モデルは、ラージ・スクエアのハンドステッチ・アリゲーター・バンドを装着し、カラーはマット・チョコレートブラウン、イエローゴールド仕様の折り畳み式バックルを備えている。パテック フィリップのグランド・コンプリケーション愛好家のすべての好みに応えるため、プラチナ、およびローズゴールド仕様の現在のバージョンに、イエローゴールドが追加された。
パテック フィリップ 2020年新作「5370P」スプリット秒針クロノグラフ初の本青七宝文字盤
https://www.webchronos.net/news/49695/
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パテック フィリップ が初めて文字盤側にチャイム機構を搭載したミニット・リピーター「5303R-001」
https://www.webchronos.net/news/49666/
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パテック フィリップの魅力
https://www.webchronos.net/features/37038/
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