世界的に高い評価を受け続けているメゾン、ローラン・フェリエは、創業10周年を記念して、ジュネーブウォッチグランプリ(GPHG)において重要な賞を受賞した「ガレ クラシック」と同様のクラシックなケースを採用した新作「クラシック オリジン オパライン」を発表した。ブランドで初めて使用したグレード5チタン製のスポーティなケースの中には、メゾンが誇る極めて高水準のクラフツマンシップと時計づくりに対する美意識が詰まっている。
ローラン・フェリエ「クラシック オリジン オパライン」
手巻き(Cal. LF116.01)。21石。21,600振動/時。約80時間パワーリザーブ。Tiケース(直径40mm、厚さ10.7mm)。30m防水。360万円(税別)。8月発売予定。
手巻き(Cal. LF116.01)。21石。21,600振動/時。約80時間パワーリザーブ。Tiケース(直径40mm、厚さ10.7mm)。30m防水。360万円(税別)。8月発売予定。
ローラン・フェリエは、創業以来トゥールビヨンやミニットリピーター、ナチュラル脱進機、デュアルタイム、そしてアニュアルカレンダーに至るまで、多種多様な複雑時計を生み出してきた。2010年には、「ガレ クラシック」が栄誉あるジュネーブウォッチグランプリ(GPHG)において重要な賞を受賞。トゥールビヨンと2 つのヘアスプリングを搭載し、ひときわ滑らかなラウンド型の“クラシック”ケースを採用したモデルである。2015年と2018年のGPHGにおいても、ローラン・フェリエのケースデザインやムーブメントはその真価を認められ、ふたたび栄冠に輝いている。
オリジナルデザインへの立ち返り
ローラン・フェリエの最新作「クラシック オリジン オパライン」は、真面目さと卓越性に価値を見出す人のためにデザインされた時計である。メゾン創立10周年を記念してつくられたこのモデルは、直径40mmの“クラシック”ケースを採用しており、初代の同型ケースのスムースな曲線を受け継いでいる。一方で、初めてケースにグレード5 チタニウムを採用し、溌剌とした雰囲気をまとった。
シルバーホワイトのオパラインダイヤル上を、アセガイ型の時分針が穏やかに進む。スレートグレーのアワートラックとバーガンディカラーの数字は、高い視認性を確保すると同時に、ほのかなスポーティさを加え、洗練性と謙虚さを帯びた仕上がりだ。スネイル装飾をあしらった6時位置のスモールセコンドには、バトン型針を合わせている。3本の針は、すべて18Kホワイトゴールド製である。
全く新しいキャリバー
シースルーのケースバックからは、最高レベルの仕上げが施された手巻キャリバーLF116.01を堪能できる。このムーブメントは、フリースプラングテンプとブレゲ・オーバーコイルを採用することで、精度や等時性の向上および姿勢差の影響の緩和を実現。メゾンが得意とするロングブレード・ラチェット構造も、このムーブメントのハイライトの一つである。
極めて心地よい感触と比類のない巻き上げ音
受けのエッジはハンドポリッシュされ、マイクロブラスト加工およびブラックロジウム仕上げが施されている。全てのネジ頭は鏡面仕上げとし、エスケープメント・ブリッジには多くの内角が設けられ、美しく面取りされている。細部に至るまで丹念に仕上げるのが、メゾンの一貫したこだわりである。“ボール”型リューズは、上品な見た目もさることながら、このリューズの形状とサイズこそが、時計の調整を円滑にする。
最新作「クラシック オリジン オパライン」は、メゾン創業10周年を祝すと同時に、自他ともに認める最高水準のクラフツマンシップと時代を超越したスタイリング、そして卓越したウォッチメイキング技術を誇示する作品と言えるだろう。
ローラン・フェリエ「トゥールビヨン グランスポーツ」にブレスレットモデルが追加登場
https://www.webchronos.net/features/46568/
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