モリッツ・グロスマン初の古典的な振り子式自動巻き上げ機構を搭載した「ハマティック」より、輝くような光沢が美しい「ハマティック・ヴィンテージ」が発表された。モリッツ・グロスマンが1875 年に製作した懐中時計に見られるオリジナルのロゴデザインが、新しいダイヤルを飾る。
「ハマティック・ヴィンテージ」
自動巻き(cal.106.0)。38石。21,600振動/時。18KWGケース(直径41mm、厚さ11.35mm)。約72時間パワーリザーブ。世界限定25本。570万円(税別)
古典的な振り子式自動巻き上げ機構
ハンマー式巻き上げ機構のもう一つの利点は、ムーブメントの直径を最大限に生かし、支点からハンマーヘッド先端までの十分な距離が高いトルクを生み出すことである。それはすなわちゼンマイの高い巻き上げ効率を意味する。ハンマーヘッドがわずか5°、つまり2 mm動けば、ゼンマイを巻き上げることが可能だ。時計を着用している間に継続的にゼンマイが巻かれ続けることにより、安定した高い精度も保証される。
ハマティックの精巧なキャリバー106.0は魅力的なデザインを持ち、細部まで職人の手で仕上げられ、美しいムーブメントを見ることができるよう、楕円形のハンマーボディは中央部が大きく開いている。ムーブメントは手仕上げされたジャーマンシルバー製のパーツから成り、グロスマンの特徴である支柱構造で組み立てられている。特徴的なグロスマン製精密調整ネジ付き段差式テンプ受にも手彫りで装飾がなされている。
ヴィンテージロゴがレタリングされた光沢感のあるハマティック
ホワイトゴールドケースの新しいハマティックは、ヴィンテージスタイルのブランドロゴを冠したブラックダイヤルモデルで、世界限定25本のみ製造される。このダイヤルは特別な仕上げが施されていて、ジャーマンシルバー製のダイヤルはまず初めに限りなく黒に近いダークグレーカラーにペイントされる。ダイヤルには「 black-or」と呼ばれる鏡面仕上げが施されており、この特別なブラックダイヤルは輝くような光沢を放ち続ける。大きくはっきりとしたホワイトのローマンインデックスがブラックダイヤルと見事なコントラストを織りなし、「M. GROSSMANN」のロゴと、わずか0.1 mmの手仕上げされた針は、1875年に製作されたモリッツ・グロスマンの古い懐中時計へのオマージュを表現している。
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