パネライ、創業時のスピリットを強調した良作「ルミノール ブルーマーレ - 44mm」

2020.09.02

パネライの新作「ルミノール ブルーマーレ - 44mm」のケースは、1990年代のルミノールケースのやや丸みを帯びた肩のラインが特徴のデザインを継承している。パネライが復活した際から採用されたこのケースは、後にルミノールケースと呼ばれた。この後に往時はルミノール1950ケースと呼ばれた肩の稜線が張った、よりエッジのきいたケースが登場してルミノールとルミノール1950ケースに区別されるのだが、現在は両方のケースがルミノールシリーズには存在する。

ルミノール ブルーマーレ

パネライは、創業時のスピリットを強調した手巻きのルミノールを発表した。イタリア語の「ブルーマーレ」とは「青い海」という意味で、その名はパネライの海との繋がりを明確に表現している。
パネライ「ルミノール ブルーマーレ - 44mm」
自動巻き(Cal.P.6000)。19石。2万1600振動/時。パワーリザーブ約3日間。SSケース(直径44mm、厚さ13.05mm)。100m防水。61万円(税別)。付属のブルーのラバーストラップと、ストラップを交換してバックルを取り外すための特別なドライバーが付属。


あえて復活当時と同じホローダイヤルと「OP」ロゴ

ルミノール ブルーマーレ

 文字盤の数字に採用された書体は、復活当時のモデルを踏襲している。それらはバーインデックスと同じように文字盤に溝を掘り、グリーンのスーパールミノヴァ™で埋められている。二重矢印の「OP」ロゴは、オフィチーネパネライのイニシャルの様式化された表現で、1980年代にさかのぼり、ブランドのアイコンになっている。


パネライ「ルミノール ブルーマーレ - 44mm」

ルミノール ブルーマーレ

 「ルミノール ブルーマーレ - 44mm」のムーブメントは、ヌーシャテルのパネライマニュファクチュールで開発・製造された手巻きのP.6000キャリバーを搭載。テンプを支えるツインブリッジ(両持ちテンプ)のおかげで非常に堅牢なP.6000キャリバーには、インカブロック™耐衝撃装置が装備され、シングルバレルによって駆動する3日間のパワーリザーブを備えている。

PAM CASTとは

PAM CAST

パネライに関係するイタリアの名所をバーチャルで旅する「PAM CAST」が展開中だ。パネライが提唱する旅、自然環境保護、技術など8つのストーリーが週替わりで提供される。既存のパネライオーナーはもちろん、そうでない人々も刺激を受けるデジタルエクスペリエンスの提供が目的だ。この一環で、パネライのSpotify公式アカウントが開設された。“Italian colors”と題し、オリジナルプレイリストが楽しめる。
https://open.spotify.com


阪急うめだ本店1階でポップアップストア「パネライ ルミノール」を開催

 9月23日~29日、阪急うめだ本店1階コトコトステージにて、ポップアップストア「パネライ ルミノール」が開催される。関西地区のルミノールファンはもちろんラジオミールファンも数多くの新作に触れられる絶好の機会なので足を運んでみるのはいかがだろう。


Contact info: オフィチーネ パネライ Tel.0120-18-7110


パネライ「ルミノール」/時計にまつわるお名前事典

https://www.webchronos.net/features/51267/
パネライ「サブマーシブル マリーナ ミリターレ カーボテック」が示す、ブランドの革新性

https://www.webchronos.net/features/50973/
新しいブルー、パネライ 2020新作「ルミノール マリーナ - 44MM」

https://www.webchronos.net/news/49185/