モンブランの新たなキャンペーン「What Moves You, Makes you.」

2020.09.08

自分を突き動かすものこそ、明日の自分を作る。モンブランはスパイク・リー、タロン・エガートン、チェン・クンを起用した、新たなグローバルブランドキャンペーンを展開する。

「ドゥ・ザ・ライト・シング」をはじめとする4つの作品が、アメリカ国立フィルム登録簿に登録されている映画監督、スパイク・リー。現代社会において「成功」というものの意味を再定義しているひとり。

モンブランの新たなグローバルブランドキャンペーン

　2020年8月末よりスタートした、モンブランのグローバルブランドキャンペーン「What Moves You, Makes You.」は、21世紀における「成功」の定義を書き換えようと、オリジナルな道筋を見つけた人々を讃えるものだ。このキャンペーンでは、情熱こそが自己実現につながるという哲学を裏打ちする、3人のストーリーを描き出す。その3人とは映画作家・映画監督のスパイク・リー、俳優タロン・エガートンと歌手・俳優のチェン・クンだ。

互いに刺激し合って人生を豊かにする

　モンブランのマーケティング部門、エグゼクティブ・ヴァイス・プレジデントのヴァンサン・モンタレスコは次のように語る。

「この新たなキャンペーンで、私たちは世界中の新しい世代のリーダーとプロフェッショナルとふれあい、彼らが情熱に導かれる人生の旅を続けながら、その可能性を完璧に達成するようにサポートします。それは、お互いに競争し合うのではなく、お互いが刺激し合って人生を豊かにしようという新たな方法を示唆しています。今回私たちがスポットを当てている想像力に満ちた3人は、キャリアのさまざまな段階にありますが、心を動かすなにかに従うことが、最終的には充実と成功の高みへと導くということを如実に示している生きた証拠です。」

2014年の「キングスマン」で映画初主演を果たしたタロン・エガートン。エルトン・ジョンの半生を描いた映画「ロケットマン」では主演を務め大きな話題となった。卓越した歌唱力を持ち、アニメーション映画「SING/シング」などでも歌唱力を披露している。

映画「小さな中国のお針子」や、中国ドラマ「さよならバンクーバー」などで知られる俳優、チェン・クン。親友のジョウ・シュンとチェン・クォフーと共同で演劇学校「山下学堂（The Dome Studio）」を創立し、次世代の役者の育成にも力を注いでいる。

下記URLからは3人それぞれのショートムービーを見ることができる。何が彼らのモチベーションになり、彼らを突き動かして今日の存在になったのかを知ることができる。

https://www.montblanc.com/ja-jp/discover/campaign/what-moves-you-makes-you

スパイク・リー

ストーリーテラーとしてのスパイク・リーのキャリアに焦点をあてたムービー。脚本を書くことについてのインタビューからは、執筆と映画制作に対する彼の情熱を刺激した、ブルックリンの街、ブルックリンの人々、彼の家族、映画、そして個人的な経験が浮かび上がってくる。彼のストーリーは、情熱を持って物事を追求する素晴らしさを観る者に伝えてくれる。

タロン・エガートン

タロン・エガートンのムービーには、タクシーでニューヨークの街へと向かう彼の姿が描かれている。この小さな旅は、彼にとって大きな意味を持つものだ。それは、彼のキャリアにとっての旅であり、彼は自分がニューヨークで演じることを目標に据えているからだ。このムービーの中で、タロンは車窓を流れる劇場や映画館の看板に、自分がこれから演じたい役柄を重ね合わせる。彼のストーリーは、自分自身の可能性を追求する大切さを教えてくれる。

チェン・クン

自らが創設した演劇学校「山下学堂（The Dome Studio）」で若い俳優とのメンターシップに感動し、生徒に個人的なメッセージを書くことがあるというチェン・クン。ムービーでは、実際の生徒が演技、即興、ダンスなどの様々なレッスンに励む姿が映し出され、チェンが書いた手紙が読み上げられる。

情熱に満ちた実行者「Mark Maker」

　新しいプラットフォームとキャンペーンは「everyone can leave a mark（誰もがこの世に足跡を残すことができる）」というモンブランの信念を象徴するものだ。成功への道のりを歩むだけでなく、その過程を楽しみ、あらゆるシーンで刺激と興奮をもたらす努力を追求する。このキャンペーンの一環として、モンブランは愛するものを追求し、自らの方向性を直感的に理解している情熱に満ちた実行者である「Mark Maker」を紹介している。より高い目標を目指して行動し続ける「Mark Maker」は「成功」が真に意味するものの定義を変えようとしている人物であり、新たな物事を起こそうとする意欲は、彼らを際立たせる刺激に満ちた心構えと一対となっている。

　なお、このキャンペーンは新型コロナウイルス感染拡大の状況をかんがみて、4月末に中国と韓国を含む一部の国で段階的にキャンペーンが展開された。状況が改善すれば、その後他の国でのスタートが見込まれていたのだ。

「私たちのキャンペーンメッセージは非常に力強く刺激的な行動を喚起する呼びかけですが、人々が不確実な時代に生きている現在、それを紹介するのは適切な時期ではないと感じています。モンブランの優先事項は、世界中の従業員、顧客、小売業者、サプライヤーの健康と安全にあるので、各国へのキャンペーンのスタートは慎重に決められます。」とヴァンサン・モンタレスコは述べている。結果、４カ月遅れてのスタートとなったわけだが、少しずつ世界の状況が快方へ向かっているサインのひとつであると信じたい。

Contact info：モンブランコンタクトセンター　Tel.0120-39-4810

【インタビュー】モンブランインターナショナルCEO「ニコラ・バレツキー」