やはりグリーン文字盤は流行している。ローラン・フェリエ 2020新作「クラシック オリジン グリーン」

2020.10.08

世界的に高い評価を得続けているメゾン、ローラン・フェリエは、クラシック オリジンを新たに解釈した新作を発表した。“クラシック”ラインのペブル型ケースを採用した新しいモデルは、「アトリエ シリーズ」として30本の限定エディションで制作される。直径40mm の“クラシック” ケースは、ブランドのファーストモデルであるクラシック トゥールビヨン ダブルスパイラルと同様の滑らかな曲線を描く一方で、その素材をグレード5チタニウムに変え、よりモダンな雰囲気を醸している。

ウェブサイト上でダイレクトに販売される30本限定作

 中央の透明感のある淡いグリーンから外縁に向かって深いグリーンへと移り変わる、グラデーションを表現したオパライン ダイヤル。スレートグレーのアワートラックには、鋭いイエローの数字でアクセントが打たれ、全体にスポーティさが加えられた。シャープなイエローの目盛で縁取られた6時位置のスモールセコンドには、バトン型針を合わせている。3本の針は、すべて18Kホワイトゴールド製で、リューズはメゾンを象徴する“ボール”型。この「アトリエシリーズ」の新作は、ローラン・フェリエの工房で30本のみ限定生産され、ウェブサイト上でダイレクトに販売される。

ローラン・フェリエ クラシック オリジン グリーン

ローラン・フェリエ「クラシック オリジン グリーン」
手巻き(Cal.LF 116.01)。22石。21,600振動/時。パワーリザーブ約80時間。Tiケース(直径40mm、厚さ10.7mm)。30m防水。360万円(税別)。

ローラン・フェリエ クラシック オリジン グリーン

キャリバーLF116.01 は、メゾンのコンプリケーション・ムーブメントに比べるとシンプルな構造だが、ローラン・フェリエがつくる全ての作品と同様に、高級時計にふさわしい水準で仕上げられている。受けのエッジはハンドポリッシュされ、マイクロブラスト加工およびブラックロジウム仕上げが施されている。すべてのネジ頭は鏡面仕上げとし、エスケープメント・ブリッジには多くの内角が設けられ、美しく面取りされている。

 シースルーのケースバックから鑑賞することのできる手巻キャリバーLF 116.01は、フリースプラングテンプとブレゲ・オーバーコイルを採用することで、精度や等時性の向上および姿勢差の影響の緩和を実現。メゾンが得意とするロングブレード・ラチェット構造も、このムーブメントのハイライトのひとつだ。ローラン・フェリエを象徴する同構造では、最も厳しい基準に沿って作られるタイムピースならではの、極めて心地よい感触と比類のない音が巻き上げ時に明らかになるだろう。クラシック オリジン グリーンは、完全に巻き上げられた状態で80時間駆動する。

クラシック オリジン グリーン

ローラン・フェリエ クラシック オリジン グリーン

特別な限定エディション、クラシック オリジン グリーンには、ハニーブラウンのティンバーランド レザー ストラップ(アルカンターラ裏地)と、チタニウム製尾錠が組み合わせられ、上品かつ味のある佇まいが印象的である。


Contact info: ローラン・フェリエ(DKSH ジャパン) Tel.03-5441-4515


ローラン・フェリエの創業10周年を記念した 2020年新作「クラシック オリジン オパライン」

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ローラン・フェリエ「トゥールビヨン グランスポーツ」にブレスレットモデルが追加登場

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元レーサーのローラン・フェリエ 2019 新作モデル「トゥールビヨン グランスポーツ」

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