ジャケ・ドローの新作「SW スティール&セラミック」は、ディテールを語るよりも先に、まずレッドカラーが目に飛び込んでくる。SW、さらにはジャケ・ドローのコレクションにおいて、この色がこれほどまで存在感を放っているのは初めてのことだ。手縫いのファブリックストラップは、6時位置の秒表示インダイアルの針および時分針の先端、そして15分単位のインデックスと対を成しており、そのすべてにスーパールミノヴァが施されている。
秒表示と時分表示インダイアルが交わる箇所では、アラビア数字で巧みにデザインされた「5・6・7」の3つの赤い数字が配置されている一方で、その他の時表示はすべてローマ数字で示される。この3つの数字の下(3時と9時位置の間)を貫くような2つのプレートが、存在感を漂わせる45mmのケースに、時・分・秒表示インダイアルの描き出す代表的な数字の《8》をしっかりと固定している。
ジャケ・ドロー「SW スティール&セラミック」
自動巻き(cal.Jaquet Droz 2663A-S)。30石。28,800振動/時。約68時間パワーリザーブ。SSケース(直径45mm、厚さ11.93mm)。50m防水。168万円(税別)
ジャケ・ドロー「SW スティール&セラミック」
自動巻き(cal.Jaquet Droz 2663A-S)。30石。28,800振動/時。約68時間パワーリザーブ。SSケース(直径45mm、厚さ11.93mm)。50m防水。168万円(税別)
両側に伸びた2つの大きな爪が特徴の独自ケース
3時と9時位置のサークルサテン仕上げが施された爪はベゼルの一部を成している。ブラックラッカーの文字盤の中枢に配置された、18Kホワイトゴールド製のメタルリングにはバーティカルサテン仕上げが施され、また、針をくり抜くことで時分を読み取りやすくしている。
日常生活を意識してデザインされたこのSSケースは、変質せず傷がつきにくいブラックセラミック製ベゼルを冠している。3時位置に配置された50mの防水性を保証するラバー付きねじ込み式リューズは、指でしっかりとつかむことができ、両側に伸びた2つの大きな爪で衝撃から保護されている。9時位置(貫くようなブリッジの反対側)のシンメトリー構造は、見事に均整の取れた美とケースの最大限の保護を実現している。
ジャケ・ドローは伝統に基づいて、ケースバックに高級時計の仕上げを施している。無反射コーティングを施したサファイアクリスタルに覆われたSW スティール&セラミックは、ツインバレル、18Kホワイトゴールドローター、約3日間(68時間)のパワーリザーブを備える、快適なルテニウム加工の自動巻きムーブメント「JD2663A-S」を搭載。その表面には、交互にポリッシュ仕上げとサテン仕上げ、またはコート・ド・ジュネーブ装飾が施され、シリアルナンバーが刻まれている。
【2020新作時計】ジャケ・ドロー「グラン・セコンド スケルトン」
https://www.webchronos.net/news/44420/
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漆黒のオニキス文字盤、ジャケ・ドロー 2020新作「グラン・セコンド オフセンター クロノグラフ ブラックオニキス」
https://www.webchronos.net/news/49874/
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ジャケ・ドロー 2020新作「グラン・セコンド カンティエーム」
https://www.webchronos.net/news/45702/
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