ブランド創立12周年を記念したモリッツ・グロスマン「Ⅻ バースデーエディション」

2020.12.08

モリッツ・グロスマンはブランド創立12周年を記念し、19世紀の伝統的な時計製造技法を用いた限定モデル「Ⅻ バースデーエディション」を発表した。ローズゴールドケースとステンレススティールケースのふたつのバリエーションがあり、それぞれ6本、合計12本のみの限定生産となる。

Ⅻ バースデーエディション

モリッツ・グロスマン「Ⅻ バースデーエディション」は、18Kローズゴールドケース(左)とステンレススティールケース(右)の2モデル展開となる。


伝統的な技法を用いた「Ⅻ バースデーエディション」

 創立12周年を記念して発表された限定モデル「Ⅻ バースデーエディション」は、シルバーフリクション コーティングを施したダイアルを特徴とする。この技法は、ブランドの原点ともいえる19世紀のドイツ・グラスヒュッテで活躍した時計師、モリッツ・グロスマンが製作した振り子時計にも用いられている、伝統的な技法だ。インデックスがエングレービングされた文字盤に、銀の細粉と塩を含む白い粉を、少量の水を付けたブラシでこすることにより、きめ細かくマットな質感の文字盤が完成する。

Ⅻ バースデーエディション

モリッツ・グロスマン「Ⅻ バースデーエディション」Ref.MG-002802
手巻き(Cal.100.1)。20石。1万8000振動/時。パワーリザーブ約42時間。18KRG(直径41mm、厚さ11.35mm)。世界限定6本。380万円(税別)。
Ⅻ バースデーエディション

モリッツ・グロスマン「Ⅻ バースデーエディション」Ref.MG-002907
手巻き(Cal.100.1)。20石。1万8000振動/時。パワーリザーブ約42時間。SS(直径41mm、厚さ11.35mm)。世界限定6本。270万円(税別)。

 時計師モリッツ・グロスマンをオマージュしているのは19世紀のコーティング方法だけではない。インデックスには、彼の手掛けた懐中時計に見られる大きなローマ数字を採用。繊細なフォルムの時分針はブルースティールに仕上げられている。12時位置には、1875年に作られたオリジナルロゴ「M.GROSSMANN」が刻まれ、全体がクラシカルな雰囲気で統一されている。

 搭載されているムーブメントはキャリバー100.1。ケースバックからは、グラスヒュッテの時計に特徴的なストライプ模様や3つのゴールドシャトン、精緻なエングレービングなどを眺めることができる。ラインナップはローズゴールド製のケースにダークブラウンのアリゲーターストラップを組み合わせたモデルと、ステンレススティールケースにブラックのアリゲーターストラップを組み合わせたモデルの2種類。それぞれ6本限定での販売となる。

Ⅻ バースデーエディション

テンプの受けには繊細で優美なエングレービングが施されている。角穴車に施されているのは、ゾネンシュリフ(太陽模様)と呼ばれる仕上げ。同社のムーブメントにおける見せ場のひとつだ。



Contact Info: モリッツ・グロスマン ブティック Tel.03-5615-8185


モリッツ・グロスマン ブランドを創りだす工房のマイスター


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モリッツ・グロスマン ハンドメイドウォッチを生み出すマイスターたちの手仕事


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ムーブメントを文字盤側からも堪能できるモリッツ・グロスマン「バックページ・トランスペアレント」


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