ジンの新シリーズ「105」から、マット仕上げのステンレススティールケースにブラックダイアルを合わせた「105.ST.SA」と、同じくマット仕上げのケースにホワイトダイアルを合わせた「105.ST.SA.W」の2モデルが登場する。
(左)ジン「105.ST.SA」
(右)ジン「105.ST.SA.W」
自動巻き(Cal.SW220-1)。26石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約38時間。SS(直径41mm、厚さ11.9mm)。28万円(税別)。
(右)ジン「105.ST.SA.W」
自動巻き(Cal.SW220-1)。26石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約38時間。SS(直径41mm、厚さ11.9mm)。28万円(税別)。
ケースとダイアルをマットに仕上げた「105」シリーズ
2020年12月に登場したジンのスポーティーウォッチ「105.ST.SA」と「105.ST.SA.W」は、ムーブメントに同社の定番パイロットウォッチシリーズである「104」と同じキャリバーSW220-1を搭載し、20気圧の防水性能や負圧耐性など、104シリーズと遜色ないスペックを備えている。しかし全体のデザインは大きく異なっているのが特徴的だ。ステンレススティール製のケースにはサンドマット仕上げが施され、ブラックとホワイトのふたつのダイアルもそれぞれマットな質感に仕上げられている。
ベゼル、ケース、ダイアルと、マットな質感にそろえられている「105」シリーズ。写真のラバーストラップモデルは日本では展開されていないが、ステンレススティール製ブレスレットの他に、カウレザーストラップのモデルもラインナップされている。ストラップ仕様の価格は25万円(税別)。
104シリーズでは角型のインデックスを採用していたが、今作では丸みを帯びたシェイプのインデックスを採用している。これに合わせて、時分針と秒針の先端も104の直線的なデザインから、角の取れた丸いデザインへと変更されている。秒針はオレンジにカラーリングされ、モノトーンのダイアルにアクセントを添えている。なおインデックスと時分針、秒針の先端には夜光塗料が塗布されており、夜間や暗所での視認性を確保している。
また、テギメント加工をベースとするブラック・ハード・コーティングを施したベゼルは、60分目盛りを用いての計測だけでなく、12時間目盛りを使うことで第2時間帯の表示としても使用可能だ。12時位置に配された三角形のマークには夜光塗料が塗布されている。このシンプルな3針モデルに続き、UTC針を搭載したモデルも2021年1月に発売予定となっている。
(左)インデックス、時分秒針、ベゼル12時位置のマークに夜光塗料が塗布されている。(右)ねじ込み式のケースバックは、ムーブメントが見えるシースルー仕様となっている。
ジンのパイロットウォッチ「104」シリーズより日米限定モデル「104.ST.SA.I.RS」「104.ST.SA.IW.RS」が登場
https://www.webchronos.net/news/57946/
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ヒロタの語る、知られざる名機 Vol.1 ジン「244TI.I」
https://www.webchronos.net/features/57352/
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アイコニックピースの肖像 ジン/103 Part.1
https://www.webchronos.net/iconic/49018/
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