スミソニアン・オーシャンのポータルサイトによると、現在2,270種もの生物が国連絶滅危惧種決議によってリストアップされている。海で最も大きな魚、ジンベイザメ(ホエールシャーク)もそのひとつで、その保護のためにオリス「ホエールシャーク リミテッドエディション」が作られた。この新作は、オリスのミッションの一環として、クリーンでより良い環境のため、オリスのアンバサダー、写真家であり探検家でもあるへラルド・デルビラール氏の世界の水資源の保全活動に協力するためのものだ。彼は15年以上前からジンベイザメの写真を撮り続けている。
海中写真家へラルド・デルビラールの活動を支持するオリス
絶滅危惧種ジンベイザメを守る腕時計
自動巻き(cal.Oris798 / SW330-1ベース)。25石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約42時間。SS(直径43.5mm)。300m防水。世界限定2,016本。スペシャルボックス入り。32万円(税別)
ジンベイザメの肉、内蔵、油、ヒレなどは多くの土地で高級食材として珍重されている。国際的に需要が高いため、商用漁業で捕獲され、多くは漁業禁止区域で密漁されている。たまたま網にかかったりする事故も軽視できない。へラルド・デルビラール氏は日常生活の中でできる9項目を提唱している。1.ふかひれスープを食べないこと、2.このことを拡散してできるだけ多くの人に理解を得ること、3.ジンベイザメが海洋生態系の基本的な存在であることを理解すること、4.絶滅の危機にある鮫の種類を知ること、5.鮫の体からできるあらゆる製品を買わないこと、6.鮫の歯、骨、皮などでできたお土産物を買わないこと、7.鮫をペットにしないこと、8.自分の住む地域で鮫を守るために何ができるかを考えること、9.鮫を保護する団体や活動に参加すること。
ホエールシャーク リミテッドエディション
世界の水資源が直面する問題に向き合おう
私たちが排出する二酸化炭素の30%を吸収して、地球温暖化の影響をオフセットしていることも証明されている。国連によると、30億人以上の人が生活の糧を海から得ており、実に3兆ドル、または全世界GDPの5%が海洋及び沿岸産業で生み出されている。海は命の源なのだ。にもかかわらず、私たちは海を酷使し、虐待し続けており、今や深刻なレベルまで汚染されて、特に廃プラスチックによる汚染 (国連の試算によると、市場に流通するペットボトルは毎分100万本)海水温は記録的に上昇して、これまでのオリスのプレスリリースで報じられたサンゴ礁白化などの現象を起こしている。
https://www.webchronos.net/news/48169/
https://www.webchronos.net/features/51375/
https://www.webchronos.net/news/33270/