ロジェ・デュブイを代表するアイコニックなコレクション「エクスカリバー」シリーズに新たな3モデルが加わった。その大胆でパワフルはデザインからはさらなる進化がうかがえる。
よりコンパクトになったエクスカリバー スパイダー
ロジェ・デュブイの「エクスカリバー」は2005年にデビューしてから今日まで、痛烈なほどに大胆でパワフルな存在として存在感を放ってきた。毎年のようにバリエーション豊かな新作を発表しており、常に進化を恐れず限界を越えようとする同社の姿勢が伝わってくる作品群だ。最新のテクノロジーと伝統的な技法が融合し、完全自社一貫製造のマニュファクチュールだからこそ為せる技である。
手巻き(Cal.RD510SQ)。17石。2万1600振動/時。パワーリザーブ約60時間。Ti+DLC(直径39mm、厚さ13.3mm)。100m防水。世界限定88本。1700万円(税別)。
今回発表されたのは、フライングトゥールビヨンを搭載した「エクスカリバー スパイダー」の新作だ。既存モデルではケースの直径が40mmをはるかに超える大型の時計だったが、今作では大幅なサイズダウンを実現。新たに開発された自社製キャリバー「RD510SQ」を搭載することで、エクスカリバーのエッセンスはそのままに直径39mmに改められた。パワーリザーブ約60時間を持つこのキャリバーには、ジュネーブシールの紋章が輝く。
手巻き(Cal.RD510SQ)。17石。2万1600振動/時。パワーリザーブ約60時間。18KPG(直径39mm、厚さ13.3mm)。100m防水。世界限定88本。1900万円(税別)。
ふたつのバリエーションが存在する本作だが、全く雰囲気は異なる。一方はチタン製でブラックのDLCコーティングが施されたケースと、メッシュが配されたムーブメントがスポーティな印象。対して一方は18Kピンクゴールドのケースにホワイトのアクセントが加えられ、エレガントな印象だ。
そして世界的なタイヤメーカーであるピレリとのコラボレーションモデル「エクスカリバー スパイダー ピレリ」もコレクションに加わった。異分野の技術からもインスピレーションを取り入れている同社。驚くべきことに、このモデルのラバーストラップの素材には実際のF1レースで勝利したマシンのタイヤが使われている。ブラックのDLCコーティングにレッドのアクセントカラーが華やぎ、まるでレーシングマシンのような存在感を放つ。
手巻き(Cal.RD510SQ)。17石。2万1600振動/時。パワーリザーブ約60時間。Ti+DLC(直径39mm、厚さ13.3mm)。100m防水。世界限定28本。1700万円(税別)。
これらの3つのモデルには簡単に純正のストラップを交換できるクイックリリースシステムが採用されており、手軽なイメージチェンジが可能。直径39mmというケースサイズは男女問わず自然に着用することができ、着用シーンの幅を広げてくれるのも、このモデルの魅力だ。
Contact info: ロジェ・デュブイ Tel.03-4461-8040
https://www.webchronos.net/news/59217/
https://www.webchronos.net/news/56389/
https://www.webchronos.net/news/52498/