H.モーザーは、ダイアルからロゴを取り去り、フュメダイアルを唯一のアイコンとした「エンデバー・センターセコンド・コンセプト モデル」の再解釈を、パリ出身の芸術家である seconde/seconde/ に依頼した。その結果、時針は鮮やかな色彩のピクセル化された消しゴム形の針に置き換えられ、このクラフトマンシップ溢れる伝統工芸品に、不遜で皮肉なほど詩的なエッジさが加味された。
エンデバー・センターセコンド・コンセプト X seconde/seconde/
従来の針の代わりに時間の経過を示す、鮮やかな色彩のピクセル化された消しゴムは、作品を完全に見せるためにロゴが消されたことを表している。
H.モーザー「エンデバー・センターセコンド・コンセプト X seconde/seconde/」
自動巻き(Cal.HMC200)。27石。2万1600振動/時。パワーリザーブ約72時間。SS(直径40mm、厚さ10.7mm)。30m防水。世界限定20本。WEBサイト限定商品。247万5000円(税込み)。
H.モーザー「エンデバー・センターセコンド・コンセプト X seconde/seconde/」
自動巻き(Cal.HMC200)。27石。2万1600振動/時。パワーリザーブ約72時間。SS(直径40mm、厚さ10.7mm)。30m防水。世界限定20本。WEBサイト限定商品。247万5000円(税込み)。
芸術家 seconde/seconde/ の意図
パリ出身の芸術家である seconde/seconde/ は、彼の哲学を次のように説明した。「この“ハンド・スワップ”(針の交換)という原則は、既存の時計の1本またはそれ以上の針を置き換えるためのもので、私の作品の特徴になっています。私にとって、それはこの破壊的衝動に駆られています。私はバランスを崩したい。不調和を生み出す。この不協和は、製品を混乱させて解体する私のやり方です。それによって、製品を再構築することができます。知られていない面を明らかにしたり、別の見方を示すために。私の視点。私は消しゴムのことを格調高い特別なものを凌駕する、ありふれた日用品と見ています。消しゴムは、H.モーザー社にとって明らかに大切な概念である除去とミニマリズムの比喩というだけではなく、人目につかないことが多い絶え間ない努力と成果のない試みの比喩でもあります。私たちは、方程式を解くまで、この仕事を首尾よくやり遂げるまで、こうした努力の跡を何度も何度も消します。時には探し求めるものを見つけるために、絶えず間違いを犯し、消さなくてはなりません」
シンプルを極めたクロノグラフの革命、H.モーザー「ストリームライナー・フライバック クロノグラフ オートマティック」
https://www.webchronos.net/features/44145/
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ジュネーブ・ウォッチメイキング・グランプリ 2020でH.モーザー社がダブル受賞
https://www.webchronos.net/news/56191/
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またしても強力なラグスポが降臨、H.モーザー 2020新作「ストリームライナー・センターセコンド」
https://www.webchronos.net/news/51831/
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