ジンの伝統的なクロノグラフ「358」シリーズに、ダークブルーダイアルの新作が追加された。10気圧までの耐圧性能を備え、ジンが誇るArテクノロジーにより機能的信頼性を高めている。2021年5月発売予定だ。
自動巻き(Cal.SW500)。25石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約46時間。SS(直径42mm、厚さ15mm)。100m防水。ステンレスブレスレット仕様:58万3000円(税込み)、レザーストラップ仕様:52万8000円(税込み)。
クラシッククロノグラフに彩りを加える
ジンは2021年の新作として、ダークブルーのダイアルを採用した「358.SA.FLIEGER.B.E」を358シリーズに加えた。これまでの358はブラックのダイアルのみだったが、日本人にも人気の高いブルーを取り入れることで、コレクションに彩りを与えた。
「358」は2011年にブランド創立50周年を記念して発表されたシリーズだ。ジンの人気シリーズ「356」の基本的なデザインはそのままに、ケース直径を38.5mmから42mmにサイズアップさせている。航空機のパイロットが着用するために設計された正統派のクロノグラフで、1940年代を彷彿とさせるクラシックなデザインを継承している。
ダークブルーでサンレイ仕上げのダイアルは、光の当たり方によってさまざまな表情の変化をもたらす。アイボリーカラーの夜光処理を施したインデックスや時分針、クロノグラフの秒針はヴィンテージスタイルを守り、暗所での視認性を高めている。
10気圧の耐圧性能を確保するサテン仕上げのケースは、直径42mmと男性らしいサイズ。硬く傷が付きにくいドーム型のサファイアクリスタル製の風防は、厚さ5mmのソリッドガラスから削り出されて製作される。
ダイアルの4時位置には丸で囲まれたArマークがあるが、これはジン独自の防湿機能、Arテクノロジーを採用している証明である。ケース内部を乾燥した状態にすることで、温度変化時に起こるサファイアクリスタル内側の曇りを防止する。
搭載されるムーブメントはセリタの自動巻きクロノグラフムーブメント、Cal.SW500。安定した精度としっかりとした操作性から多くの時計に採用され、信頼性の高い設計を持つ。内側に無反射コーティングを施したサファイアクリスタルのシースルーバックから、パーツが駆動する様子を見ることが可能だ。
またステンレススティール製の5連ブレスレットは、ホールド感の高い装着製が期待できるだろう。
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