パテック フィリップは、曜日、日付、月を12 時位置の大型表示窓に並べて表示する「インライン永久カレンダー 5236P-001 」モデルを発表し、カレンダー・ウォッチの豊かな現行コレクションをさらに充実させた。このようなパノラマ式の表示窓は、パテック フィリップのコレクションにおいてまったく前例がないわけではなかった。過去においてマニュファクチュール パテック フィリップは、アメリカ市場向けにインライン表示カレンダー搭載の懐中時計をすでに製作していた。
インライン 永久カレンダー 5236P-001
パテック フィリップ「年次カレンダー ムーンフェイズ 4947/1A-001」
自動巻き(cal.31-260 PS QL)。55石。28,800振動/時。パワーリザーブ最大約48時間。Pt(直径41.3mm、厚さ11.07mm)。30m防水。サファイヤクリスタル・バックと通常のソリッド・ケースバックが共に付属。1494万9000円(税込み)。
自動巻き(cal.31-260 PS QL)。55石。28,800振動/時。パワーリザーブ最大約48時間。Pt(直径41.3mm、厚さ11.07mm)。30m防水。サファイヤクリスタル・バックと通常のソリッド・ケースバックが共に付属。1494万9000円(税込み)。
手作業で全面ポリッシュ仕上げされたプラチナケース
新しい、きわめて洗練されたキャリバーは、直径41.3 mm、厚さわずか11.07 mmのエレガントなプラチナ・ケースに収められている。ケースは手作業で全面ポリッシュ仕上げされ、わずかに角度をつけたラグがベベルカットされたベゼルのラインを延長している。ケース側面の6 時位置に小さなダイヤモンドがセッティングされているのがプラチナケースの証だ。外周に向かって濃くなるブラック・グラデーションのブルー文字盤は、繊細な縦サテン仕上げがさらなる輝きを与えている。インライン表示は、白地に青ではっきりと読みやすく記載されている。時刻は、スリムなホワイトゴールド植字インデックスとバトン型時・分針により表示される。シュマン・ド・フェール(レール)型分スケールのデザインは、6 時位置のスモールセコンド・スケールにも反映され、プラチナ製折り畳み式バックルの付いたネイビーブルーのアリゲーター・ストラップは、文字盤カラーと完璧に調和している。
キャリバー 31-260 PSQL
この独自性溢れる機能に最高の視認性と信頼性を組み合わせるため、パテック フィリップの技術陣は、新しい自動巻ムーブメント、キャリバー 31-260 PSQL を開発した。このムーブメントは、3 件の技術特許を出願中の追加モジュールを備えている。同じ平面上に配置された4 枚の回転ディスク(2 枚は日付表示用)を備えたインライン表示機構のみで、従来の永久カレンダー表示に比べて118 個の追加部品が用いられている。さらに閏年サイクルと昼夜表示用の2つの小さな丸い表示窓、そしてムーンフェイズ表示窓が設けられた。巻き上げのパワーは、パテック フィリップのマイクロローターに通常使用される22 金ゴールドよりもさらに比重の大きいプラチナ製のマイクロローターにより強化されている。
Tel.03-3255-8109
2021年 パテック フィリップの新作時計まとめ
https://www.webchronos.net/features/62366/
https://www.webchronos.net/features/62366/
パテック フィリップ「カラトラバ」の魅力を探る。その系譜や主要モデル
https://www.webchronos.net/features/52697/
https://www.webchronos.net/features/52697/
エド・シーランが身に着けるパテック フィリップの腕時計は?
https://www.webchronos.net/features/26909/
https://www.webchronos.net/features/26909/