パテック フィリップが、1932 年以来製造した全てのカラトラバのうち、ひとつのモデルは、その印象がとりわけ強く、多大な注目を集めた。ベゼルにギヨシェ装飾による《クルー・ド・パリ》(ホブネイル・パターン)を施したモデルがそれだ。その最も著名な代表である、ホワイト文字盤にブラック塗装ローマ数字を配した3919 モデルは、1985 年に発表され、20 年以上にわたって製作され、時計製作の世界で最も著名なタイムピースのひとつとしての地位を確立した。パテック フィリップは、この象徴的モデルを、わずかに大きいケース径と現代的なデザインによってリニューアルし、これに新鮮な活力を与えた。
「カラトラバ 6119G」「カラトラバ 6119R」
パテック フィリップ「カラトラバ《クルー・ド・パリ》6119G」
手巻き(Cal.30-255 PS)。27石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約65時間。18KWG(直径39.0mm、厚さ8.1mm)。3気圧防水。339万9000円(税込み)。
パテック フィリップ「カラトラバ《クルー・ド・パリ》6119R」
手巻き(Cal.30-255 PS)。27石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約65時間。18KRG(直径39.0mm、厚さ8.1mm)。3気圧防水。339万9000円(税込み)。
手巻き(Cal.30-255 PS)。27石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約65時間。18KWG(直径39.0mm、厚さ8.1mm)。3気圧防水。339万9000円(税込み)。
パテック フィリップ「カラトラバ《クルー・ド・パリ》6119R」
手巻き(Cal.30-255 PS)。27石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約65時間。18KRG(直径39.0mm、厚さ8.1mm)。3気圧防水。339万9000円(税込み)。
特徴的なクルー・ド・パリ・ベゼル
ファセット仕上げのゴールド植字インデックスとドフィーヌ型時・分針が、文字盤にエレガントで時を超越した美しさを与えている。ギヨシェ装飾によるクルー・ド・パリ・ベゼルは幅がわずかに広くなり、傾斜がつけられた。カーブしたラグは、ケースからアリゲーター・ストラップへのスムーズな移行を保証している。
キャリバー 30-255 PS
6119 モデルの発表はまた、パテック フィリップがまったく新しい手巻基本キャリバーを導入する機会となった。余裕ある直径(31 mm)のキャリバー 30-255 PS はきわめて薄い(2.55 mm)ため、エレガントでスリムなケースを創作することができる。並列に配置された2 個の香箱を備えているため、大きな出力を生み出すことができ、65 時間のパワーリザーブが実現された。造形美と技術的卓越性を融合させるため、そのデザインと仕上げにも大きな配慮が注がれている。またリュウズを時刻調整の位置に引き出した時、テンプをブロックするストップセコンド機能が搭載されており、1 秒以内の精度で時刻を合わせることができる。
カラトラバ 6119G-001
この控え目で洗練されたニューモデルには、2 つのバージョンがある。ホワイトゴールド仕様の6119G-001モデルは、縦サテン仕上げのチャコールグレー文字盤に微細な同心円模様のサブダイヤル、ホワイトゴールドの指針と植字インデックスを配している。ローズゴールド仕様の6119R-001モデルは、ローズゴールドの指針と植字インデックスを配したグレイン仕上げのシルバー文字盤を備えている。
カラトラバ 6119R-001
独特なフォルムのピンバックル
どちらのバージョンも、ブリリアント・アリゲーター・ストラップとゴールドのピンバックルを装着している。このバックルの独特のフォルムは、現社長の祖父であるアンリ・スターンによってアメリカ市場のためにデザインされた。
Tel.03-3255-8109
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