ジャガー・ルクルト【2021 新作】ふたつのダイアルを楽しめる「レベルソ・デュエット・ミディアム」

2021.05.17

男女問わず人気の高いジャガー・ルクルトのレベルソ・コレクションに新しいモデルが加わった。裏と表、ふたつのダイアルを持つ「レベルソ・デュエット・ミディアム」はピンクゴールドとステンレススティールのモデルがラインナップされ、新たに自動巻きムーブメントが搭載された。

レベルソ・デュエット・ミディアム


自動巻きキャリバーを搭載した新たな“デュエット”モデル

 ジャガー・ルクルトは2021年の新作として「レベルソ・デュエット・ミディアム」を発表し、同社のアイコニックなモデルであるレベルソのレディースコレクションをより充実させた。これまで手巻きのムーブメントを搭載していた、ふたつのダイアルを持つレディースの“デュエット”モデルに、初めて自動巻きムーブメントを搭載したモデルが登場した。

レベルソ・デュエット・ミディアム

ジャガー・ルクルト「レベルソ・デュエット・ミディアム」
自動巻き(Cal.968A)。30石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約38時間。SS(縦40mm×横24mm、厚さ9.5mm)。30m防水。149万6000円(税込み)。

 ジャガー・ルクルトの最もアイコニックなコレクションで、今年誕生90周年を迎えるレベルソは、スポーツなどで時計を着用する際、風防を保護するために反転式のケースを採用したモデルだ。元々はプレーンなケースバックだったが、1990年には第2時間帯を表示するためのダイアルをケースバックに配置した、レベルソ・デュオが誕生した。

レベルソ・デュエット・ミディアム

ひとつのムーブメントで2組の針を動かすという画期的な仕組みを取り入れ、ダブルダイアルのコンセプトはレベルソ・デュエットとして新たにデザインされた。表と裏でデザインが大きく異なっており、クラシカルとエレガンスの2面性を併せ持つ、独創的な表情を楽しめる。

 今作の表ダイアルには、2種類のケース素材に合わせられたカラーのアラビア数字が植えられ、中央の長方形にサンレイ仕上げのギョーシェ彫りが施されている。その周囲をレールウェイミニッツトラックが囲み、視認性の向上とクラシカルなイメージに貢献している。

 裏ダイアルには、ホワイトカラーの表ダイアルと対照的な深みのあるカラーリングを採用した。ダイアル中央にサンレイブラッシュ仕上げのサークルがあり、その周りをケース素材に合わせたリングが囲む。リングから放射状に施されたギョーシェ彫りがサンレイパターンを描き、アワーインデックスのゴールドまたはステンレススティールが、全体のアクセントになっている。

レベルソ・デュエット・ミディアム

ジャガー・ルクルト「レベルソ・デュエット・ミディアム」
自動巻き(Cal.968A)。30石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約38時間。18KPG(縦40mm×横24mm、厚さ9.5mm)。30m防水。286万円(税込み)。

 この新しい自動巻きモデルに採用されたのは同社の自社製キャリバー968Aで、裏ダイアルの中央に配された小窓からローターを目にすることができる。アラビア数字の「12」のみを配するなど、これまでの手巻きモデルには無かった要素を持たせることで、より洗練されたディティールを与えたのだ。そして、ケースの上下にあしらわれたゴドロン装飾にはダイアモンドがセットされ、高級感を感じさせる仕様となっている。


Contact info: ジャガー・ルクルト Tel.0120-79-1833


2021年 ジャガー・ルクルトの新作時計まとめ


https://www.webchronos.net/features/62323/
ジャガー・ルクルトのおすすめモデル3選。名門の歴史と魅力を探る


https://www.webchronos.net/features/44059/
ジャガー・ルクルトの看板モデル「レベルソ」の魅力や特徴を解説


https://www.webchronos.net/features/42292/