ジャケ・ドローはブランドの創設者であり、1721年7月28日に生を受けた、時計師の誕生から300年を祝う「ピエール-ジャケ・ドロー生誕300周年記念フェア」を、ジャケ・ドロー銀座ブティックで執り行う。2021年7月1日から8月1日までの1カ月間にわたり開催され、期間中は希少なモデルがそろう。
記念すべき年を祝福
ブランド創設者であるピエール-ジャケ・ドローは、18世紀に活躍した時計・オートマタ技師だ。懐中時計やテーブルクロック、大型のホールクロックだけでなく、自動人形のオートマタを数多く製作した人物としてその名を馳せる人物だ。
人間や動物、昆虫などをモチーフにした模型に、ゼンマイ駆動の機械によって命を吹き込んだオートマタの作品の数々は、ヨーロッパや中国の宮廷を駆け巡り、当時の王侯貴族や皇帝たちを魅了した。
彼が作り上げた懐中時計に取り入れられた、数字の「8」をふたつの重なるインダイアルで表現したデザインは「グラン・セコンド」として現在のジャケ・ドローのアイコンとなり、変わらず継承される。またスイスのラ・ショー・ド・フォンに社屋を構える同社の「アトリエ・オブ・アート」部門では、専属のアーティストたちが伝統的な装飾技術を用いながら、手作業によって作品を生み出している。
注目の新作を展示
記念すべき年を迎えた2021年、ジャケ・ドローの銀座ブティックでは、創業者の生誕300年を祝うフェアを開催する。期間は2021年7月1日から8月1日までの1カ月。
今回のフェアの見どころは、今春発表された、ピエール-ジャケ・ドロー生誕300周年記念モデルのひとつである「グラン・セコンド ムーン マットブラック」が、国内初展示されることだ。
ブランド創設者・ピエール-ジャケ・ドローの生誕300年を祝うアニバーサリーモデル。数字の8を描くデザインは懐中時計の時代から継承され、新しい解釈として秒針の同心円上にムーンフェイズを搭載した。122年に一度しか修正を必要としない高精度なもので、マットブラック仕上げの端正なダイアルに月や星々が輝く。新たに採用された直径41mmの18Kレッドゴールド製ケースは、男女問わず手首に馴染む。自動巻き(Cal.Jaquet Droz 2660QL4)。30石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約68時間。18KRG(直径41mm、厚さ12.9mm)。333万3000円(税込み)。
この他にも、細密画でモチーフを描いた希少モデルの数々が並ぶ予定である。ピエール-ジャケ・ドローの精神と、洗練された美しさを体現するコレクションの数々を、ぜひこの機会にご覧いただきたい。
ピエール-ジャケ・ドロー生誕300周年記念フェア
期間: 2021年7月1日(木)~8月1日(日)
会場:ジャケ・ドロー ブティック銀座
東京都中央区銀座 7-9-18 ニコラス・G・ハイエックセンター4F
TEL: 03-6254-7288
営業時間:11時~20時(月曜日〜土曜日)11時~19時 (日曜日・祝日)
定休日:不定休
Contact info: ジャケ・ドロー ブティック銀座 Tel.03-6254-7288
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