ヴァシュロン・コンスタンタン、東京・大阪のブティックにて「スポーツウォッチ展覧会」を開催

ヴァシュロン・コンスタンタンは、1940年代から製作してきたクロノグラフやスポーツウォッチに焦点を当てた「スポーツウォッチ展覧会」を開催する。2021年7月5日より、伊勢丹新宿、銀座、大丸心斎橋、日本橋三越の順にブティックを巡回し、その歴史を振り返る。

スポーツウォッチ展覧会で歴史をひもとく

　ヴァシュロン・コンスタンタンは、東京・大阪のブティック4カ所を巡回する「スポーツウォッチ展覧会」を開催する。クロノグラフなどの精密な計測機器や、機械式腕時計の新たな時代をつくり上げたスポーツウォッチをテーマに、同社の歴史を振り返る。

　今回の展示会では、ヴァシュロン・コンスタンタンが保有する約1300点ものヘリテージピースの中から、特に時代を象徴する重要なモデルを厳選し、歴史をひもとく解説とともにディスプレイする。2021年7月5日から、1カ所につき半月ほどの会期で、東京と大阪の4ブティックを巡回する。新宿伊勢丹店からスタートし、路面店の銀座店、大阪の大丸心斎橋店、東京へ戻り日本橋三越店の順番で開催される予定だ。

ヴァシュロン・コンスタンタンとスポーツウォッチ

　一般的にスポーツウォッチは、活動的なライフスタイルに耐える堅牢製と、シンプルなドレスウォッチとは一線を画する独自のデザインを持つことが好ましいとされている。ヴァシュロン・コンスタンタンは、技術的な必須条件を満たしながらエレガントなデザインとマッチさせ、常に新しさや高い精度を求める顧客の要望に応えてきた。

展示時計の例：「222」

　1970年代以降、クォーツムーブメントの大躍進による多大な影響や、以前より大胆なデザインを求める声とともに、スイスの時計産業は根本的な変化を迫られた時代だった。転機が訪れたのは、同社が創業222周年を迎えた77年だ。この記念すべき年を祝うために発表された「222」の特徴的な外観は、若きウォッチデザイナー、ヨルグ・イゼックによって生み出された。

　外装にはステンレススティールを用い、ケースからブレスレットまで一体構造を採用。スリムで堅牢なケースを、切り込みの入ったベゼルや切り込みの入ったブレスレットで強調した外観は、これまでの時計製作のルールを打破するものだった。このデザインは、後の「オーヴァーシーズ」にインスピレーションを与えるものとなった。

展示時計の例：「オーヴァーシーズ」

　1996年に発表された「オーヴァーシーズ」は、ヴァシュロン・コンスタンタンのスポーツウォッチ分野への本格参入を意味するものだった。「222」の後継を担うオーヴァーシーズは「旅」や「発見」をテーマとして製作され、同社のパイオニア精神を体現している。

　切削技術の向上により、ケースやブレスレットの形状は222と比較して複雑化。デザイナー、ディノ・モドーロが手掛けた89年初出の「フィディアス」が持つデザイン要素も引き継がれている。自動巻きムーブメントを搭載する3針モデルが複数のサイズで展開され、これに続いてクロノグラフやワールドタイムなど、さまざまなバリエーションが登場した。

展覧会概要

ヴァシュロン・コンスタンタン ブティック 新宿伊勢丹店
【日程】2021年7月5日（月）～7月20日（火）
【営業時間】10時〜20時（定休日なし）
【場所】伊勢丹新宿店 本館5階
東京都新宿区新宿3-14-1 Tel:03-3352-1111（代表）
【お問い合わせ】0120-63-1755

ヴァシュロン・コンスタンタン ブティック 銀座店
【日程】2021年7月23日（金）～8月8日（日）
【営業時間】平日13：00～19：00、土日祝12：00～19：00（定休日なし）
【場所】ヴァシュロン・コンスタンタン 銀座ブティック 2階
東京都中央区銀座 7-8-8 Tel: 03-3569-1755
【お問い合わせ】0120-63-1755
※予約制となりますので、必ず事前予約をお願いいたします。

ヴァシュロン・コンスタンタン ブティック 大丸心斎橋店
【日程】2021年8月11日（水）～8月15日（日）
【営業時間】10時〜20時（定休日なし）
【場所】大丸心斎橋店 本館6階
大阪府大阪市中央区心斎橋筋1-7-1 Tel: 06-6271-1231（代表）
【お問い合わせ】0120-63-1755

ヴァシュロン・コンスタンタン ブティック 日本橋三越店
【日程】2021年8月18日（水）～ 8月23日（月）
【営業時間】10時〜19時 （定休日なし）
【場所】日本橋三越本店
東京都中央区日本橋室町1-4-1 Tel: 03-3241-3311 (代表)
【お問い合わせ】0120-63-1755