セイコーのプレザージュから、スタジオジブリ作品「天空の城ラピュタ」とコラボレーションした新作が登場。両者に共通する「想いの継承」をコンセプトに、作品の世界観を表現した。2021年7月23日より、1200本限定で発売される。
作品の世界観を表現
セイコーが展開する、日本の美意識を発信するコレクション「セイコー プレザージュ」より、スタジオジブリが手掛けた代表作のひとつである「天空の城ラピュタ」からインスピレーションを受けた数量限定モデルが登場した。
同ブランドは2020年に初めてスタジオジブリとコラボレーションし、スプリングドライブを搭載した「紅の豚」モデルを発表して話題を呼んだ。今回も、プレザージュブランドとスタジオジブリが大切にする「日本の真摯なモノ作り」という思考に基づき、コラボレーション第2弾を実現した。
自動巻き(Cal.6R31)。24石。2万1600振動/時。パワーリザーブ約70時間。SSケース(直径40.5mm、厚さ12.4mm)。10気圧防水。世界限定1200本。16万5000円(税込み)。2021年7月23日発売予定。
劇中のノスタルジックな世界観を表現した今作。ローマ数字を施した琺瑯ダイアルは、琺瑯職人の横澤満氏の監修のもとで手作業で製作され、温かみのある色合いが特徴だ。6時位置には、シータが首から下げているペンダントの紋章が配されている。
リュウズにもペンダントと同じ紋章をあしらい、ドーム状のガラスを重ねることで飛行石を再現している。トランスパレント仕様になった裏蓋のガラス部分には、パズーの父がラピュタを発見した際に撮影した写真をデザイン。また裏蓋の金属部分には、飛行石の力を解放する呪文「リーテ・ラトバリタ・ウルス・アリアロス・バル・ネトリール(ラピュタの言葉で“我を助けよ、光よよみがえれ”)」と記されている。
専用のストラップはダイアルの雰囲気に合わせ、ホワイトのステッチを施したブラウンのコードバンを採用。裏側には、ラピュタの城内にある石碑に刻まれた模様を片押しで施している。
搭載するムーブメントは、約70時間のパワーリザーブを持つCal.6R31。特筆すべきは、カレンダー機能を省いた新ムーブメントを採用したことだ。ダイアルに窓がないためよりシンプルな印象になり、ノスタルジックな劇中の世界観を一層引き立てている。
宮崎駿監督からのメッセージ
本作のため、専用のボックスも用意された。蓋を開けると、かつて描かれたラピュタの想像図が箔押しで表現され、特別感を演出する。また箱の中には、宮崎駿監督からのメッセージ「時間にしばられずに生きましょう」と記されたカードが付属している。
世界限定1200本が販売される「スタジオジブリ 天空の城ラピュタ コラボレーション限定モデル」は、2021年7月23日から発売開始予定だ。
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