ジラール・ペルゴは230年前の1791年に創業された。この同じ年、イギリスの聖職者ウィリアム・グレガーが英国コーンウォールでチタンを発見した。
新たに発表される「ロレアート アブソルート Ti 230」では、この軽い元素とマニュファクチュールのノウハウとが組み合わされている。ふたつの新作は、現代的で個性に富み、コントラストの効いた陰影と形が巧みに反復されている。この重要な記念となる年をさらに強調するために、Ti 230 のブルーの文字盤のモデルは、発売後1か月間はヴェンペのみで独占販売される。
1791年にチタンが発見された
1791年は、イギリスの聖職者ウィリアム・グレガーが英国コーンウォールで「メナカナイト」と呼ばれることになる黒い砂を発見した注目すべき年だ。グレガーは、分析した結果、この砂には酸化鉄と未知の金属が含まれていると結論。その後、この金属はチタンであると特定された。チタンは、ギリシア神話でウラノスとガイアの間に生まれた子供、タイタンから命名された元素である。現在、チタンは時計製造にかぎらず、航空宇宙、医療、モータースポーツなどの分野で広く使われており、多くの利点によって選ばれている。
グレード5 チタンを使用する理由
ジラール・ペルゴが使用するのは、グレード5 のチタンだ。これは特に強く耐腐食性があり、軽量で、アレルギーを起こしにくい。こうした特徴により、着用者は満足のいく体験が得られる。グレード5 のチタンを使用するもうひとつの理由は、金属の研磨が可能なことだ。ジラール・ペルゴの「ロレアート アブソルート Ti 230」では、軽くサンドブラスト仕上げをした44mm のケースが使用され、これがポリッシュ仕上げの面を取り囲むことで、美しい輝きと繊細なコントラストが備わっている。
GP ラバー合金製ストラップ
ストラップはGP ラバー合金製で(今回はチタンを使用)、文字盤のカラーに完璧にマッチしながら、ファブリック調の触感があり、グレーのステッチが趣味よく活気を添えている。どこまでも妥協を排した態度で臨むジラール・ペルゴによって選ばれたのは、通常のラバーよりもしなやかで丈夫な特性を備えたFKM ラバーだ。このストラップに組み合わせるために、微調整システムを備えたチタン製フォールディングバックルが選ばれた。サイズの微調整が可能で、最高の装着感が得られる。
ロレアート アブソルート Ti 230
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