セイコー プロスペックスから新コレクション「スピードタイマー」が登場した。1964年の東京オリンピックで活躍したストップウォッチから着想を得た限定モデルと、クラシックなレギュラーモデルをラインナップ。加えて、ソーラーパネルを備えた4種類のレギュラーモデルも用意。選択肢が豊富な新コレクションは、11月6日(土)発売開始予定だ。
「正確な時を計る」技術を培ったセイコーの歴史を体現
セイコーは、これまで約50年にわたって培ってきた「正確な時を計る」技術と情熱を体現する、新たなコレクション「SPEEDTIMER(スピードタイマー)」を発表した。1969年に登場したセイコーのマイルストーンとも言えるクロノグラフの名機「スピードタイマー」の名を継ぐこのコレクションは、注目すべき複数のモデルで構成されている。
アスリートを支えたストップウォッチを腕時計の姿に昇華
自動巻き(Cal.8R46)。34石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約45時間。SSケース(直径42.5mm、厚さ15.1mm)。10気圧防水。世界限定1000本。35万2000円(税込み)。2021年11月6日(土)発売予定。
視認性に優れたクラシカルな外観が特徴の「プロスペックス スピードタイマー メカニカルクロノグラフ リミテッドエディション」は、新生スピードタイマーのデビューを象徴する限定モデルだ。1964年に開催された東京オリンピックにおいて、記録更新に挑むアスリートたちを支えた、歴史的なストップウォッチに範をとるデザインに注目したい。
白いダイアルに黒い文字や目盛りを配し、ストップウォッチの要素を残す本作。わずかに先端が曲げられたクロノグラフの秒針は、ダイアル外周のタキメーターまで届いており、十分な判読性を確保している。また当時のストップウォッチのように、リュウズとプッシュボタンは操作性を高めるために大型だ。
クラウン クロノグラフが持つ意匠を残すレギュラーモデル
上述の限定モデルと同様のムーブメントやケースを持つ「プロスペックス スピードタイマー メカニカルクロノグラフ」は、1964年の国産初クロノグラフ「クラウン クロノグラフ」が持つデザイン要素を色濃く残すレギュラーモデルだ。
自動巻き(Cal.8R46)。34石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約45時間。SSケース(直径42.5mm、厚さ15.1mm)。10気圧防水。33万円(税込み)。2021年11月6日(土)発売予定。
チャコールグレーのダイアルに、鏡面で仕上げたバーインデックス、剣型の時分針を組み合わせることで、ネオクラシックな雰囲気を生み出している。現在でも多くのセイコーファンに愛されるモデルから受け継いだデザインは、新生スピードタイマーとして生まれ変わった。
ソーラー仕様の“現代版”スピードタイマー
クラシックな2本のメカニカルモデルの他にも、ソーラーパネルを備えたクォーツムーブメントを搭載した「プロスペックス スピードタイマー ソーラークロノグラフ」がラインナップに加わった。オリジナルのスピードタイマーが持つ特徴的な造形から着想を得たケースは、直径39mmと比較的コンパクトだ。
左からSBDL085、SBDL087、SBDL089、SBDL091
光発電クォーツ(Cal.V192)。平均月差±15秒。SSケース(直径39mm、厚さ13.3mm)。10気圧防水。各7万4800円(税込み)。2021年11月6日(土)発売予定。
ボックス型のサファイアクリスタル風防を組み合わせることで、クラシカルとスポーティーを両立。ヘアライン仕上げの施されたブレスレットとの組み合わせは、本格スポーティウォッチとして誕生したプロスペックスならではの仕様である。なお、ダイアルのカラーは4種類用意され、雰囲気を異にする。
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