ローラン・フェリエは、1930年代後半の伝説的なテーマを現代的にアレンジしたふたつの限定モデルを発表した。ユニークでノスタルジックな新しい「スクエア マイクロローター レトロ」は、腕時計の歴史の一部を体現している。
ふたつのレトロダイアル
LAURENT FERRIER(ローラン・フェリエ)は、高級時計製造の伝統から常にインスピレーションを得てきた。「スクエア マイクロローター レトロ」のオリジナルな解釈は、1930年代の美しさの特徴であるアール・デコ・コードへの回帰を体現している。ヴィンテージの影響は、ローラン・フェリエのアニミズムの信念と相まって、単なる時間を知るための道具ではなく、真の多感覚的な体験となる時計を生み出すことを可能にしている。
スクエア マイクロローター レトロ
この新しい「スクエア マイクロローター レトロ」の1930年代の影響は、メタリックカラーの使用にも見られ、ふたつの異なるスマートカジュアルなアレンジで表現されている。ひとつはスチール製のケースに繊細なシルバーホワイトの文字盤を組み合わせ、中央のオパライン色と外側の繊細なサーキュラーサテン仕上げとのコントラストを表現したモデル。チャコールグレーのアワーサークルが数字とスモールセコンドマーカーにマッチしており、時計全体を美しく引き立てている。もうひとつは、同じ洗練された仕上げのチャコールグレーのオパライン文字盤を、18K レッドゴールドのケースに収めた。デカールにはマットホワイトを採用し、視認性を高めている。
タイムレスなケース
ブランドのアイコンであるスクエアケースは、時の流れに影響されることはないだろう。柔らかな輪郭、シンメトリー、空気力学的曲線、複雑なラインなど、スクエアケースはアール・デコの特徴を示すと同時に、メゾンの流線形の美学を表現している。
独創的なムーブメント
自動巻きで、「ナチュラルエスケープメント」のマイクロローターを搭載。この脱進機は、単一方向の爪を備えたマイクロローターと3日間のパワーリザーブが特徴である。ローラン・フェリエ専用のムーブメントで、設計、組み立て、調整はローラン・フェリエの工房で行われている。このムーブメントには、テンプにダブル・ダイレクト・インパルスを与えるシリコン製脱進機が搭載されている。ローラン・フェリエが開発したこの革新的な技術は、1回の振動でテンプに2回の衝撃を与えることを可能にし、ふたつのガンギ車と適切な形状のレバーを必要とする。この近代的な構造と最先端の素材の使用により、エネルギー効率が最大限に高められている。この脱進機の優れた性能により、テンプの高振幅が保証され、また、ゼンマイを巻くのに必要な機械的な力が軽減されるため、ムーブメントの巻き上げが最適化される。
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