注目集まるヴァシュロン・コンスタンタンの新たな旗艦店、12月5日にオープン

2021.11.01

ヴァシュロン・コンスタンタンは2021年12月5日、銀座に新たな旗艦店をオープンすることを発表した。この新店舗オープンのアナウンスは7月に行われたが、今回はより詳細な情報が明らかになった。

銀座ブティック


銀座の一等地に立つ新ブティック

 ヴァシュロン・コンスタンタンの旗艦店が、2021年12月5日(日)、銀座4丁目にオープンする。この新たな旗艦店は、1917年から続くヴァシュロン・コンスタンタンと日本との歴史の中で、優れた顧客サービスへのコミットメントに敬意を表したものだ。

 記念すべきオープンに際して、店内外ではイラストレーター兼絵本作家の山﨑杉夫氏とコラボレーションしたアート作品がディスプレイされる予定である。山﨑氏の作風は、日本の古典的な美意識に通じるものがあり、多くの書籍や製品で高く評価されている。

銀座ブティック

 この旗艦店では、ブランドのイメージと今年のテーマである「Classic with a twist(伝統的でありながら遊び心がある)というビジョンにインスパイアされた特別な作品を見られるのだ。

広々とした店内に並ぶ希少なコレクション

 カスタマーを中心としたサービスを提供するブランドの姿勢を示すために、ブティックの2階にはウォッチメイキングベンチが設置され、これは常駐する時計師との交流を目的としている。その隣には、その場でブレスレットおよびストラップの交換が可能な、最新の設備を整えた“カスタムストラップステーション”が設置されている。

銀座ブティック

 洗練された空間が広がる店内には、ヴァシュロン・コンスタンタンを代表するシンプルなものから複雑な機構を備えたものまで、さまざまなラインナップがそろう。ブティック限定モデルはもちろん、日本国内で初めて「レ・コレクショナー」が常設されることに加え、「レ・キャビノティエ」による希少な作品も販売されることとなった。

 レ・コレクショナーは、ブランドのヘリテージ部門の専門家によって選ばれたヴィンテージモデルであり、現行品と同様の補償が提供されているものだ。これまでは世界各地のブティックで開催するイベントのみで展示・販売が行われてきたが、この旗艦店では世界でも珍しく常設されることが決定している。

 またレ・キャビノティエは、複雑機構を備えたユニークピースを製作する特別な部門であり、毎年のように驚くべき作品を発表。熟練した職人たちの豊かな創造性と高い技術力を示しており、18世紀から続く伝統的な技法と最新の技術を用いて、ブランドに息づく革新の伝統を存続させているのだ。自身の要望に応じてユニークピースをオーダーできるこのサービスは、愛好家やコレクターにとって非常に魅力的だろう。

銀座ブティック

 今回の旗艦店オープンに際し、ヴァシュロン・コンスタンタンのマーケティングディレクターを務めるヴァンサン・グジェは、次のようにコメントした。

「ヴァシュロン・コンスタンタンの優れた時計製造と伝統の世界に、時計コレクターや愛好家をお迎えできることを非常に嬉しく思います。この新しい旗艦店は、日本のお客様と我々の長きにわたる関係をさらに発展させ、最高のサービスを提供する素晴らしい機会となることでしょう。最高のロケーションとメゾンを象徴するマルタ十字にインスパイアされたファサードが、銀座のランドマークのひとつとなるよう願っています」


Contact info: ヴァシュロン・コンスタンタン Tel.0120-63-1755


ヴァシュロン・コンスタンタン、銀座に新たな旗艦店を12月にオープン


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