セイコーは、セイコープロスペックスの「1968 メカニカルダイバーズ」を現代的にアレンジした新たな限定モデルを発表した。地球温暖化によって失われつつある南極の美しい自然が、いつまでも残るに願いを込めたデザインを取り入れており、世界限定1300本(国内300本)で展開される。発売開始は2022年1月14日(金)を予定している。
冒険者の相棒として活躍した歴史的モデルがリニューアル
セイコーは、セイコープロスペックスの新作として「1968 メカニカルダイバーズ」を現代的にアレンジし、新たな世界限定モデルを発表した。本作は、地球温暖化により失われつつある南極の美しい自然が、いつまでも続くよう思いを込めてデザインされており、海洋保護活動を支援する“Save the Ocean”シリーズに新たに加わるモデルとなる。
今回発表された新作「1968 メカニカルダイバーズ 現代デザイン Save The Ocean 限定モデル」SBDX049では、オリジナルモデルの特徴である、上下のかん足を鏡面でつないだ流線型のケースデザインを継承し、さなざまな点で進化を遂げている。外装を占めるケースやベゼル、リュウズは、世界最高レベルの耐食性と、白っぽい色味が特徴のステンレススチール素材である「エバーブリリアントスチール」を採用する。
自動巻き(Cal.8L35)。26石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約50時間。エバーブリリアントスチール(直径42.6mm、厚さ13.1mm)。200m空気潜水用防水。世界限定1300本(国内300本)。2022年1月14日(金)発売開始予定。
ネジロック式リュウズの内部構造には、独自の「着脱巻真パイプ構造」を取り入れており、これはリュウズが直接ケースではなく、ねじ溝が切られた専用パーツを介して固定されることで、ケースの寿命が飛躍的に向上させることに成功。また、盛岡の雫石高級時計工房で製造されるダイバーズモデル専用のムーブメント、キャリバー8L35を採用することで、腕時計としての高い基本性能を維持している。
また専用のストラップには、1968年当時のオリジナルモデルに使用されていた、特徴的な凹凸のパターンが再現されている。紫外線や汗、皮脂による劣化の少ない強化シリコンを用いているため高い強度を保つ。
これに加え、「製紐(せいちゅう)」と呼ばれる日本の伝統技法で編み込まれた、交換用ストラップが付属する。過酷な環境での長時間使用にも耐え得る耐久性を有するだけでなく、袋状に編み上げる構造と、糸を斜めに織り上げることにより、肌当たりの良い快適な装着性と上品な仕上がりで、審美性も兼ね備えている。
第63次南極地域観測隊へ本作を寄贈
セイコー プロスペックスは、これまでセイコーのダイバーズを実戦で使用するダイバーや海へ感謝の気持ちを込め、Save the Ocean シリーズの売上の一部を寄付し、海洋保護に貢献している。
今回はその活動の一環として、南極地域観測隊を派遣する国立極地研究所への支援を行ったと同時に、第63次南極地域観測隊へ本作を寄贈。これまでセイコーは、1966年以降4度にわたり、ダイバーズウオッチをはじめとした数々の製品を南極地域観測隊に贈呈した実績があり、この寄贈により、およそ半世紀ぶりの連携が実現したのだ。
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