タグ・ホイヤーは、人気のアクアレーサーに新コレクション「アクアレーサー プロフェッショナル200」を追加した。ケース径は直径40mmと30mmの、ムーブメントは機械式とクォーツ式の用意があり、200mの防水性能を持つ堅牢な外装が特徴だ。
アクアレーサーに新たな選択肢
タグ・ホイヤーは2022年のLVMH ウォッチウィークで新作「アクアレーサー プロフェッショナル200」を発表した。大胆でスタイリッシュ、そして幅広く活躍できる新しいツールウォッチは、タグ・ホイヤーが40年前にスタートさせた、高機能のスポーツウォッチの豊かな伝統を引き継いている。
自動巻き(Cal.5)。25石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約38時時間。SSケース(直径40mm)。200m防水。33万円(税込み)。
このコレクションは、直径40㎜、厚さ11mmのステンレススティール製ケースがラインナップされている。どちらのモデルでも、12面のファセットを施した逆回転防止ベゼルと200mの防水性能を持ち、機械式自動巻きムーブメントとクォーツムーブメントの2種類が用意されている。また直径30mmのレディスモデルも選択肢に加わった。
クォーツ。SSケース(直径40mm)。200m防水。24万2000円(税込み)。
前世代のモデルは直径41㎜、厚さ12㎜だったことと比較すると、よりスリムでスマートなシルエットを持つことが見てとれる。タグ・ホイヤーのデザインとエンジニアリングのチームは、アクアレーサーの本質は守りながら、より洗練されて耐久性のあるモデルを完成させたのである。
本コレクションと、21年に刷新された「アクアレーサー プロフェッショナル300」との違いは、一見して認識可能だ。どちらのモデルにも12のファセット付きベゼルや、水平線の模様が装飾としてダイヤルにあしらわれ、サテン仕上げとポリッシュ仕上げを施した短めのラグが添えられている。また3連のブレスレットや、12面体のフェイスプレートとプロテクションを施したねじ込み式リューズを双方で共通である。
両者の明確な違いは次の通りだ。直径40mmのケースは明らかにコンパクトであり、ベゼルに刻まれた分目盛はセラミックのインサートではなく、すべてがメタル仕様になっている。ブレスレットの中央のリンクは、ブラッシュ仕上げではなくポリッシュ仕上げを施し、これによって新コレクションの雰囲気はよりフォーマルになったと言えるだろう。
表面の光沢を抑えたマットな仕上がりは、アクアレーサー独自のデザインを際立てている。ケースにあしらった縦方向のヘアライン仕上げとポリッシュ仕上げのコントラストを高めることで、時計がよりスリムに見える効果がある。
また、ケースに合わせてブレスレットもスリムになった。手首の曲線に自然に沿う形になっており、人間工学に考慮した設計を持つ。柔軟性があり、耐久性にも富んだ本コレクションのブレスレットには、7mm延長可能なコンフォートリンクが採用されており、操作性に優れたプッシュダウンとプルリリース機構を用い、素早く調整することが可能である。
タグ・ホイヤーCEO、フレデリック・アルノーは、この新たなコレクションについて次のように語った。
「アクアレーサーはすべての点において、カレラやモナコに並ぶ、タグ・ホイヤーのアイコニックなタイムピースです。数十年前に確立されたそのデザインコード、そしてその背景にあるフィロソフィーは、決して色あせることなく、常に魅力的であり続けています。新たなる旅への再出発となる今シーズンは特にその精神が強く感じられます。アクアレーサー プロフェッショナル200は、冒険や達成などの大切な出来事に満ちた毎日をともにする理想的なパートナー。目まぐるしいペースで進んでいく人生の中で、自分の限界を超えるために挑戦するあなたを支えてくれることでしょう」
人生の冒険のためにデザインされた「アクアレーサー プロフェッショナル200」。このコレクションが、タグ・ホイヤーの歴史に新たな1章を開いた。
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