ピアジェ、ダイヤモンドをまとう新作「ピアジェ ポロ スケルトン」を発表

2022.03.06

ピアジェの歴史を体現する薄型ムーブメントに、パヴェダイヤモンドセッティングが輝く新たな「ピアジェ ポロ スケルトン」が発表された。ブランドが誇るウォッチメイキングとジェムセッティングの卓越した技術が際立つ新作だ。

ピアジェ ポロ スケルトン


1746個のダイヤモンドで覆われた、新たな「ピアジェ ポロ スケルトン」

 1979年に「ピアジェ ポロ」が誕生したとき、ピアジェは日常的に使える洗練されたデザインを持つ腕時計を生み出したいと考えていた。それは「スタイル」、「カジュアルエレガンス」、として「自由」という、ブランドが持つデザインコードすべてを盛り込んだ腕時計であり、そのコンセプトは時を経た今も変わっていない。

ピアジェ ポロ スケルトン

ピアジェ「ピアジェ ポロ スケルトン」
自動巻き(Cal.1200S1)。25石。2万1600振動/時。パワーリザーブ約44時間。18KWGケース(直径32mm、厚さ7.35mm)。3気圧防水。予価2838万円(税込み)。

 本作が搭載するCal.1200S1はピアジェの自社製の機械であり、世界でも数少ない薄型自動巻きムーブメントのひとつである。わずか2.4mmの超薄型ムーブメントは、ピアジェのスケルトン技術の最高峰と言っても過言ではない。

 スレートグレーカラーのムーブメントは、ピアジェが誇る1200Pピアジェ自社製薄型自動巻ムーブメントをベースに、2年以上の歳月をかけてスケルトン仕様のCal.1200Sに生まれ変わった。このオープンワークのムーブメントは、地板や受けの大部分を肉抜きし、必要最低限の部分だけを残すことで実現している。

ピアジェ ポロ スケルトン

Cal.1200Sの発表以降、ピアジェはムーブメントの完成度をさらに高め、より良いものを作るための改善を続けた。その2年半後に次世代のCal.1200S1が誕生した。

 多くの改良とアップデートを行う中、Cal.1200S1には耐磁性能を強化した調速機が採用された。Cal.1200Sや、そのベースとなったCal.1200Pと同様に、自動巻きのマイクロローターは8時位置にオフセンターで配置されている。また、ムーブメントの地板はサンレイパターンのサテン仕上げ、ピアジェの紋章のエングレービングといったシグネチャーのディティールが特長的だ。

 ケース両面のサファイアクリスタルを通して最大限の光がムーブメントに取り込まれ、その光のコントラストが演出する幾重にも重なる奥行きがこのタイムピースを特徴づけている。


卓越したハイジュエリーのノウハウ

 直径42mm、厚さわずか7.35mmの18Kホワイトゴールド製ケースには、268個のブリリアントカットダイヤモンドがセットされている。また、ポリッシュ仕上げとサテン仕上げの「H型」のリンクを交互に配した、18Kホワイトゴールド製のブレスレットには、1478個のブリリアントカットダイヤモンドがあしらわれている。

ピアジェ ポロ スケルトン

ケース厚はわずか7.35mmという本作。搭載するのは世界最薄自動巻ムーブメントのひとつである自社製のCal.1200S1だ。1746個のブリリアントカットダイヤモンドの輝きにも勝る存在感を示す。

 ダイヤモンドはピアジェ独自のノウハウにより、セッティング前にブレスレットのサイズに合わせてカットされ、さらに61時間以上をかけてセットされた。これは、ピアジェのハイジュエリーとジェムセッティングの熟練の技術の賜物であり、「最高を生み出すアトリエ」の職人たちが培ってきた比類ない伝統的なノウハウの結晶だと言えるだろう。

 ブレスレットにはフォールディングクラスプを採用し、リュウズには逆向きのダイヤモンドがあしらわれ、洗練された最後の仕上げが施されている。オートオルロジュリーとハイジュエリーが見事に一体となったタイムピースは、ピアジェならではの作品だ。


Contact info: ピアジェ コンタクトセンター Tel.0120-73-1874


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