「トンダ PF GMT ラトラパンテ」。このコンプリケーションは、ロジウムめっきゴールドの針とローズゴールドの針を重ね合わせた、二本の時針を持っている。
8時位置のプッシュボタンを押すと、ロジウムめっきゴールドのローカルタイム針が一時間進むことで、下に隠れているローズゴールドのホームタイム針が現れる。革新的でありながらもシンプルな操作で使いやすい機構を備え、華美でないスタイルを保っている。
トンダ PF GMT ラトラパンテ
第二時間帯の情報が不要になったら、リューズと一体化したローズゴールドのプッシュボタンを押すと、スプリットセコンドクロノグラフ針のように、ロジウムめっきの針がローズゴールドの針の上に移動する。このように、非常に使いやすい複雑機構でありながら、メゾンの精神を細部にまで受け継いでいる。「トンダ PF GMT ラトラパンテ」は、世界を駆けるグローブトロッターのための時計であり、居場所を問わず愛好家のコミュニティをつなぐ道具でもある。
世界初のGMT 機構
自動巻き(cal.PF051)。31石。2万1600振動/時。パワーリザーブ約65時間。18KRG製「バックホーム」プッシャー。SS(直径40mm、厚さ10.7mm)。60m防水。328万9000円(税込予価)。
発売当初と変わらない魅力を保ち続けるための条件は、まさしく黄金比に他ならない。クロノグラフカウンターには新たに、それぞれ「クアンタムグレー」と「グラナタ」の色を取り込み、ゆったりとしたダイヤルの中で機能表示とのバランスを保ちつつ、控えめながら際立つ存在感を放っている。
直感的な視認を可能にするダイヤルデザイン
ダイヤルがシンプルになることで、「ミラノブルー」のほのかな色調の、バーリーコーンギョーシェのダイヤルに視線が注がれる。サンドブラスト仕上げのミニッツトラックが囲むギョーシェには、光の角度によって、視線を中心から縁へと引き寄せる視覚効果があり、この光の効果はローレット加工が施されたプラチナ製シングルピースベゼルの光沢のある面と、マットな面の相互作用をより際立たせる効果がある。
シンプルなフォルムの美しさ
このコレクションの構造的な美しさを象徴する力強いラインは、ステンレススティール製ミドルケースのラグのエッジから始まり、ブレスレットのサイドリンクの中央まで、気づかないほどに少しずつ変化しながら延びている。
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