ロジェ・デュブイは2022年のウォッチズ&ワンダーズで、ブランドを代表するモデルのひとつである「エクスカリバー オートマティック スケルトン」を刷新した新作「エクスカリバー モノバランシエ」を発表した。スケルトンムーブメントやシグネチャースターなどの要素を受け継ぎながら、あらゆるパーツに改良を加えている。
自動巻き(Cal.RD720SQ)。2万8800振動/時。パワーリザーブ約72時間。イーオンゴールド製ケース(直径42mm)。100m防水。918万5000円(税込み)。
エクスカリバーに与えられた大きな進化
ロジェ デュブイを代表する「エクスカリバー オートマティック スケルトン」が大きく進化し、2022年「エクスカリバー モノバランシエ」として刷新された。
自動巻き(Cal.RD720SQ)。2万8800振動/時。パワーリザーブ約72時間。イーオンゴールド製ケース(直径42mm)。100m防水。990万円(税込み)。
本作の特徴的なカットラインやフルーテッドベゼル、シャープなノッチ部分、そして香箱の上には、ブランドを象徴するシグネチャースターがデザインされている。さらに、サンドブラスト、サテン、ポリッシュ仕上げのアングルなど、多彩な仕上げによってコントラストがつけられ、エクスカリバーの印象をより表情豊かなものにしている。
本シリーズには2種類のモデルが用意されており、ひとつはイーオン ゴールド製ケースに、エンボス加工が施されたブラックカーフレザーストラップ、もうひとつは同じくイーオン ゴールド製ケースに60個のラウンドカットダイヤモンドがちりばめられた、エンボス加工のパープルカーフレザーストラップのモデルである。
このケースに採用されているイーオン ゴールドは、ロジェ デュブイが特許を取得した独自素材である。変色に強く、厳しい環境下でも表面が曇りにくい特性があり、長きにわたって美観を保つことができる。
ジュネーブシールを取得している本作は、ひとつひとつの部品が手作業によって仕上げられており、熟練時計師たちの手から生まれた創造的なメカニズムを鑑賞することができるスケルトンキャリバーを擁する。
当然ながら搭載するムーブメントも新型のものだ。初採用されたキャリバーRD720SQでは、パワーリザーブを約72時間に延長することに成功した。またマイクロローターは振動と騒音を最小限に抑えるために最適化され、ピンクゴールドとタングステンから作られている。ローターの回転音の解消は、旧作と比較すると一目瞭然だ。
精度の向上を追求しており、安定性を高め、耐衝撃性を高めるためにテンプの慣性モーメントを2倍に増やしている。同様に、脱進機の形状も最適化され、ダイヤモンドコーティングされたシリコン製のガンギ車、調整可能なシリコン製のアンクル爪、新しい潤滑油によって、より優れた効率とエネルギー伝達を実現した。
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