ルイ・ヴィトンは、独自の時刻表示を行うスピン・タイムの新作として、「エスカル スピン・タイム」の2モデルを発表した。ダイアル全体をモノトーンなカラーリングでまとめた「エスカル スピン・タイム オトマティック スティール グレー」と、12個の回転キューブとダイアル外周をカラフルに塗装した「エスカル スピン・タイム オトマティック スティール レインボー」の2本だ。公式オンラインストアでも購入することができるが、グレーモデルは受注販売のみ行っている。
キューブで時刻を表示するモダンウォッチの最新作
ルイ・ヴィトンは、回転するキューブで時刻の表示を行う、個性的なメカニズムを持つ「スピン・タイム」の新作として、「エスカル スピン・タイム」の新たなバリエーションとなる2モデルを発表した。このエスカル スピン・タイムは2020年に初めて披露され、18Kピンクゴールドと稀少なメテオライトの文字盤を組み合わせたモデルが展開された。
自動巻き(Cal.LV77)。27石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約40時間。SSケース(直径42.5mm、厚さ1.2mm)。30m防水。国内では受注販売のみ。463万1000円(税込み)。
今回登場した「エスカル スピン・タイム オトマティック スティール グレー」と「エスカル スピン・タイム オトマティック スティール レインボー」は、共通してステンレススティールのケースが採用されており、表面はPVDコーティングを施したポリッシュブラック仕上げとなっている。同素材はコレクション初採用となったが、現代的でありながらエレガントなライフスタイルにマッチする。
自動巻き(Cal.LV77)。27石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約40時間。SSケース(直径42.5mm、厚さ1.2mm)。30m防水。463万1000円(税込み)。
そして本作の特徴はそのカラーリングだ。前者はグレーのダイアルに、ホワイト、グレー、ブラックでペイントされたキューブを組み合わせ、時計全体をモノトーンカラーでまとめている。対して後者は、ブラックのダイアルに色とりどりのカラフルなキューブを組み合わせている。
トランク製造兼荷造り職人として創業したルイ・ヴィトンの伝統を踏まえ、トランクのディテールをデザインに反映した本作は、ブランドのDNAと旅の真髄を讃えている。トランクのコーナーを補強する金具から着想を得たラグなど、オーダーメイドのトランクから着想を得たデザインが見て取れるだろう。
また本作の心臓部には、驚くべきメカニズムが搭載されている。ウォッチメイキングアトリエ「ラ・ファブリク・デュ・タン ルイ・ヴィトン」に所属する熟練の時計職人によって生み出されるスピン・タイムのムーブメントは、2009年に開発されたものだ。卓越した技術力と遊び心にあふれたユニークなコンセプトが、本作に搭載されているキャリバーLV77によって機能する。
モデル名が示すように、回転するキューブに よって時(アワー)を表示する、一際モダンな時刻表示アプローチと言える。中央の針の代わりに、ダイアルの縁を取巻く12個のキューブが回転して、時間の経過を示す。12 個のキューブのうち11個が、カスタマイズされたルイ・ヴィトンのトランクにインスパイアされたアイコニックなモチーフを表示するなか、12個目が数字で時刻を明確に示すのだ。
Contact info: ルイ・ヴィトン クライアントサービス Tel.0120-00-1854
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