モンブランは、自動巻きムーブメントを搭載した新作GMTモデル「モンブラン 1858 GMT オートマティック デイト」を発表した。針を用いず、ダイアル周囲の窓で表示するユニークなデザインを採用し、視認性を向上させている。ブルーとブラックが用意され、ラバーストラップとステンレススティールのブレスレットを選択することも可能だ。
直感的に読み取れる画期的な窓表示
自動巻き(Cal.MB 24.33)。25石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約42時間。SS×Tiケース(直径42mm、厚さ11mm)。100m防水。ラバーストラップモデル:42万6800円(税込み)。SSブレスレットモデル:45万2100円(税込み)。
モンブランは2022年のウォッチズ&ワンダーズで、ユニークな表示を持つGMT機能搭載モデル「モンブラン 1858 GMT オートマティック デイト」を発表した。ほとんどのGMTウォッチが、針によって第2時間帯を表示するのに対し、本作はより直感的に視認できる、針を使わず窓で表示する方法で第2時間帯を表示するというものだ。
本作の独創的な表示は、ダイヤルの外周を移動する赤い窓で第2時間帯を表示する。この赤い窓が、24時間表示の固定式のブラックまたはブルーの陽極酸化アルミニウム製ベゼルの隣に位置しているため、第2時間帯が午前か午後かをすぐに判断できる。このシステムの利点は、30分用の赤い長方形で30分を示し、赤い正方形で時を示しているという点である。
加えてケースバック側にも特徴的な表示がある。彫刻が施されたチタン製のケースバックには、地球の大陸と海洋、さらに 24の各タイムゾーンの都市名が示されており、ワールドタイムを表現しているのだ。
地球の彫刻には、レーザーを用いた細かな彫刻技法が用いられている。この複雑な工程は、レリーフイメージを得るために、レーザーでチタニウムを形作ることから始める。彫刻のテクスチャーとカラーもまた、レーザーによる表面酸化などで得られたものであり、リアリティを追求した奥行きのある地球を楽しむことができる。
このケースバックはカスタマイズでき、ローカルタイムゾーンに赤で所有者のホームタウンを加えることも可能だ。加えて、通常はパリで代表される中央ヨーロッパ標準時が、モンブランの本拠地であるヴィルレで示されている点にも注目したい。
また本作には、ブルー・ブラックともに交換可能なステンレススティール製のテーパードブレスレットも用意されている。高精度で装着感を調整でき、ラバーストラップに素早く交換することが可能だ。
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