ライカカメラジャパンは、このたび藤原ヒロシが主宰を務めるfragment design(フラグメント)とのコラボレーションによるふたつの特別限定モデル「ライカM10モノクローム “fragment Edition”」「ライカQ2モノクローム “fragment Edition”」を発表した。人気が高くわずか20台の限定モデルであるため、既に完売している。
ライカ愛好家としても知られ、自身でも多くのライカカメラを所有する藤原ヒロシが今回のコラボレーションにあたり選んだのは、いずれもライカのモノクローム撮影専用モデルだった。
ライカ M10 モノクローム “fragment Edition”
「ライカ M10 モノクローム」はモノクローム撮影専用レンジファインダー式デジタルカメラだ。カラーフィルターを省いた4000 万画素の高精細イメージセンサーにより、ディテールまで鮮明に、シャープに描写することができる。コントラストと光という作画に欠かせない本質的な要素だけに的を絞ることで、妥協なきモノクローム撮影を追求した一台。静音性に優れたシャッター、目立たず控えめな外観も大きな特長のひとつである。マットブラックの本体正面には「Leica」の赤いロゴを配さず、シンプルなイメージにとどめられた。
ライカQ2モノクローム
「ライカQ2モノクローム」はフルサイズコンパクトデジタルカメラとしては世界で初めてモノクローム撮影専用の撮像素子を搭載したモデルだ。高画素4700 万画素の撮像素子に加えて、きわめてシャープな描写を可能にする固定式の大口径レンズ「ライカ ズミルックス f1.7/28mm ASPH.」、高速・高精度のオートフォーカス、被写体を鮮明に映し出す有機EL電子ビューファインダーを搭載し、直感的な操作性や防塵・防滴に配慮したタフなボディ設計により撮影環境や用途を問わず幅広いシーンで活躍する。デザインは「ライカ M10 モノクローム」同様、本体カラーにはマットなブラックを採用し、落ち着いた印象で統一された操作部の文字や数字、「Leica」の赤いロゴを排した本体正面の佇まいは「モノクローム」というコンセプトを強調している。
各コラボレーションモデル“fragment Edition”では、外装には通常のレザーに代わり特別なカウハイドレザーが用いられ、fragment のロゴが控えめな存在感を放ちつつも、より洗練されたミニマルな外観に仕上がっている。また、トップカバーにはfragment のロゴと文字が刻印されている。特別限定モデル「ライカM10モノクローム “fragment Edition”」「ライカQ2モノクローム “fragment Edition”」は、オープンから5周年を迎えるライカ GINZA SIX にて2022年5月末より各モデル20台の数量限定にて発売(完売)。
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