セイコー プレザージュ「クラフツマンシップ シリーズ」に、新作「漆ダイヤル限定モデル」SARD015が追加された。今作は、金沢の苔庭をモチーフとした緑色の漆をダイアルにあしらったモデルである。世界限定2000本が用意され、そのうち500本が日本国内で販売される。2022年7月8日(金)より発売予定だ。
静謐な苔庭と木漏れ日をダイアルに落とし込んだ、クラフツマンシップ シリーズの限定モデル
日本の美意識を反映させた独自のデザインが光るセイコーのブランド、プレザージュより、クラフツマンシップ シリーズの新作「漆ダイヤル限定モデル」SARD015が追加された。
金沢の苔庭をモチーフとした、深い緑色の漆ダイアルが特徴の「クラフツマンシップ シリーズ」の新作。秒針やパワーリザーブ表示に採用されたゴールドカラーが、降り注ぐ夏の木漏れ日を演出している。自動巻き(Cal.6R24)。31石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約45時間。SSケース(直径40.5mm、厚さ12.8mm)。10気圧防水。世界限定2000本(国内500本)。22万円(税込み)。2022年7月8日発売予定。
これまでにも琺瑯、漆、七宝、有田焼等の日本の伝統工芸を取り入れたコレクションを送り出してきた同シリーズ。今作は、“金沢の苔庭”をモチーフとした緑色の漆ダイアルを採用したモデルだ。
今作の漆の監修を務めたのは、金沢漆器の技法を用いた作品を生み出してきた、漆芸家の田村一舟氏。北陸特有の環境と美意識が育む夏の情景をテーマに、緑の漆によって苔庭を表現している。
細部に取り入れたゴールドカラーは、降り注ぐ夏の木漏れ日を表しており、深みのあるダイアルに華やかさを添えている。デイデイトカレンダーとパワーリザーブ表示を備えた多機能モデルでありながら、すっきりと纏め上げたレイアウトも魅力だ。
今まで同シリーズではローマンインデックスを用いることが多かったが、今作はシンプルなバーインデックスとなっている。これによってパワーリザーブ表示とレトログラード式カレンダーの3つの円弧が際立ち、優雅な印象となっている。
搭載するムーブメントはキャリバー6R24。傑出したスペックを備えているわけではないが、セイコーが長らく主力ムーブメントとして使用し続ける「6R系」故に、その信頼性は高く、初めて機械式時計を所有する人も安心して扱うことができるだろう。
今作は世界限定2000本が用意され、そのうち500本が日本国内の販売分となる。日本の伝統技法と美意識を腕元で楽しむことができるうえに、近年のトレンドでもある緑色のダイアルを採用しているため、注目が集まるモデルとなることは間違いないだろう。
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