クロノスイスは3本の限定モデル「オープンギア フライング トゥールビヨン」を披露した。「パライバ」、「サンセット」、「メテオリット」という目を引く大胆なカラーにコーティングされ、6時位置では複雑機構のフライングトゥールビヨンが刻を刻む。各15本のみの展開だ。
手巻き(Cal.C.303)。23石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約60時間。SSケース(直径44mm、厚さ13.1mm)。10気圧防水。世界限定15本。539万円(税込み)。
CVDコーティングが魅せる3本の限定モデル
クロノスイスは2022年の新作として、「オープンギア フライング トゥールビヨン」3モデルを発表した。本作は、熟練した時計職人たちの伝統的手法と最新技術が融合した限定モデルとなっている。
同ブランドは、2000年にレギュレーター表示のダイアルにトゥールビヨン脱進機を搭載した「レギュレーター・トゥールビヨン」を発表以来、先進的なデザインと複雑機構を組み合わせた時計を手がけてきた。トゥールビヨンのルーツは18世紀末にさかのぼるが、今回披露された前衛的な3本は、クロノスイスのDNAを象徴するモデルだといえる。
手巻き(Cal.C.303)。23石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約60時間。SSケース(直径44mm、厚さ13.1mm)。10気圧防水。世界限定15本。539万円(税込み)。
“オープンギア”というモデル名が表すように、文字盤側ではムーブメントの一部が露出している。ユニークな3Dレギュレーターの構造を持ち、ダイヤルには魅惑的なギヨシェ模様が施されている。
また6時位置に配されたハーフスケルトンのフライングトゥールビヨンは、ルツェルンのアトリエで開発されたものだ。このモダンメカニカルを象徴する本作は、「パライバ」、 「サンセット」、「メテオリット」という、大胆で美しい3つのカラーバリエーションで展開される。
「パライバ」は、クロノスイス独自のカラーで、絶え間ないテストと創造性の賜物である。美しく稀少な宝石として有名な「パライバトルマリン」のように、光や角度によってダイアルの色がターコイズからペトロールブルー、ジャングルグリーン、そしてディープパープルへと美しく変化する。
次に「サンセット」。ダイアルカラーに合わせたオレンジ色のアリゲーター製ストラップは、ダークブルーのCVDコーティングが施されたムーブメントと、コート・ド・ジュネーブ仕上げが施されたダイアル6時位置のカラーとのコントラストを生んでいる。地平線の彼方へ、幻想的に沈む夕日のようだ。
手巻き(Cal.C.303)。23石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約60時間。SSケース(直径44mm、厚さ13.1mm)。10気圧防水。世界限定15本。539万円(税込み)。
最後に「メテオリット」。ハンドメイドのギョーシェ模様が彫られたダイヤルを彩る、クールで魅惑的なグレーと正統派なブルーが特徴である。モダンなデザインのアプローチを反映し、クラシックでありながら、同時に都会的な印象も持たせるカラーリングだ。
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