モンブラン 作家シリーズ、2022年はグリム兄弟をイメージしたリミテッドエディションが登場

モンブランは、万年筆の作家シリーズとして、数々の著名な物語が収められたおとぎ話集を編纂したグリム兄弟をイメージした2022年版のリミテッドエディションを発売する。

グリム兄弟をオマージュしたモンブランの万年筆

モンブランの作家シリーズは、世界の文学界に名を残す偉大な作家たちの創造力や文化的影響力に敬意をささげるものだ。2022年は民間伝承のおとぎ話の数々を文字として残してその価値を高め、ドイツ語辞典の編纂でも知られるグリム兄弟をテーマにしている。数多いグリムのおとぎ話の暗い森を思わせる色合いのブラックプレシャスレジンのボディとキャップに、“木の根”（太い線）と、ラプンツェルへのオマージュとしての“髪の毛”（細い線）を思わせるパターンが施されている。

　尻軸には、グリムのおとぎ話集『Kinder- und Hausmärchen（子どもと家庭のメルヒェン集）』のタイトルと、「ラプンツェル」の番号である「12」と、その出版年「1812」とがエングレービングされている。クリップを取り巻くメタルのサークルには、グリム兄弟を含むゲッティンゲン出身の7人のリベラルな教授のグループである“GÖTTINGER SIEBEN（ゲッティンガーの7人）”とドイツ語辞典が書かれた年が刻まれている。キャップに刻まれたの「R」の文字は「ラプンツェル（Rapunzel）」のRだ。キャップリングのエングレービングは、おとぎ話でおなじみの「ES WAR EINMAL…（昔々…）」の文字である。万年筆 の価格は、14万9600円（税込み）。