モンブランより、「スターレガシー ニコラ・リューセック クロノグラフ」の新作2種が発表された。ニコラ・リューセックが開発したクロノグラフをモチーフとしたクロノグラフであり、クル・ド・パリ装飾のダイアルを採用する。2022年9月より発売開始予定だ。
ブランドを代表するディスク式クロノグラフの最新作
モンブランより、「スターレガシー ニコラ・リューセック クロノグラフ」の新作2種が発表された。時刻表示用のダイアルのほか、ふたつのインダイアルを配したデザインは、1821年にフランスの時計師であるニコラ・リューセックが開発したクロノグラフをモチーフとしたものだ。
ニコラ・リューセックのクロノグラフには、分と秒を計測するためのふたつの回転するカウンターが備えられており、計測終了と同時に、そこに対して1滴のインクを垂らすことによって、経過時間を計るという仕組みであった。
500本限定のブラックDLCケースモデル。特徴的なレイアウトは、ニコラ・リューセックのクロノグラフに範を取ったものだ。6時位置には日付表示を備える。自動巻き(Cal.MB R200)。40石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約72時間。SS+ブラックDLCケース(直径43mm、厚さ15.01mm)。5気圧防水。世界限定500本。104万2800円(税込み)。
本作では、5時位置に30分積算計、7時位置に60秒積算計が配されている。ふたつの積算計の間にはインデックスが固定されており、インダイアルそのものが回転することで、経過時間を測定できるようになっている。クロノグラフの操作は、8時位置のプッシャーによって発停からリセットまでをコントロールできるモノプッシュ式。時刻表示を担うメインダイアルには、時分針のほか、第2時間帯表示をするための副時針とデイ&ナイトのインジケーターが備わっている。
クル・ド・パリ装飾や多層構造のダイアルによる立体感が魅力だ。オニオン型のリュウズ等、クラシカルな意匠が散りばめられているが、ブルーの織地ストラップによって、程よくカジュアルにまとまっている。自動巻き(Cal.MB R200)。40石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約72時間。SSケース(直径43mm、厚さ15.01mm)。5気圧防水。99万5500円(税込み)。
本作は、ブラックダイアルの限定モデルと、ホワイトダイアルのレギュラーモデルの2種類がラインナップされる。いずれのダイアルにも、ニコラ・リューセックのインク式クロノグラフを認証した、パリとのつながりを感じさせる、クル・ド・パリ装飾が施され、フランジ部には“ACADEMIE DES SCIENCES DE PARIS”の文字が配されている。
搭載するのは、自社製ムーブメントのキャリバーMB R200。ディスク式のモノプッシュクロノグラフと、第2時間帯表示という複雑機能を備えるだけでなく、ふたつの香箱による約72時間のパワーリザーブを誇る。
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