冒険心をくすぐるディテールが魅力のラドー「キャプテン クック」にクロノグラフモデルが登場

2022.08.13

ラドーより、新作「キャプテン クック クロノグラフ」が発表された。今作は、「キャプテン クック」をベースとして、グラデーションダイアルとクロノグラフを備えたモデルである。3種類のベルトが付属し、工具不要で付け替えることができる。

キャプテン クック クロノグラフ

ラドー「キャプテン クック クロノグラフ」
クロノグラフが搭載されたことにより、マッシブな外観となったキャプテン クック クロノグラフ。12時位置にはブランドを象徴する、回転するイカリのマークが配されている。ブルーダイアルの他、ブラックダイアルモデルや、ブロンズケースモデルも用意されている。自動巻き(Cal.R801)。37石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約59時間。SSケース(直径43mm、厚さ14.8mm)。30気圧防水。49万2800円(税込み)。


ラドー「キャプテン クック」が、クロノグラフを搭載して進化

 クラシックなデザインが印象的なラドーの「キャプテン クック」に、新しくクロノグラフモデルが追加された。2017年に登場したキャプテン クックは、1960年代の同社のスポーツウォッチを踏襲したデザインと、現代的なスペックによって注目を集めた。以降、セラミックケースやスケルトンダイアルを採用したモデル、ISO6425規格に準拠した本格的なダイバーズモデル等、コレクションを一気に拡充してきた。

 今回発表された「キャプテン クック クロノグラフ」は、3時位置に60分積算計、9時位置にスモールセコンドを配したツーカウンタークロノグラフだ。センターのクロノグラフ秒針の先端は赤く彩られ、計測時の視認性を高めている。デイト表示は6時位置となっており、シンメトリーなデザインが見た目の安定感を生み出している。

キャプテン クック クロノグラフ

ステンレススティール製ブレスレットの他、レザーストラップとファブリックストラップが付属する。ベルトには、ワンタッチで付け外しをするためのレバーが備えられており、着用するシーンや気分に合わせて簡単に交換することができる。

 ダイアルは、中央をシルバーに、そこから外周に連れて濃いブルーへ変化するグラデーションがかけられている。フランジ部をダイアルと同色にすることで、多針モデルにありがちな間延び感を軽減しているのもポイントだ。

 ケースは、真っすぐに伸びたシャープなラグを持つ。大型のリュウズとふたつのプッシュボタンはねじ込み式となっており、これによって30気圧もの防水性を確保している。風防にはボックス型のサファイアクリスタルが用いられており、キャプテン クックらしいレトロ感は失っていない。また逆回転防止ベゼルには、セラミック製のベゼルインサートがセットされており、耐傷性を高めている

キャプテン クック クロノグラフ

ケースバックからは、ムーブメントを鑑賞することができる。ダイアル側にクロノグラフモジュールを追加しているため、クロノグラフが作動している様子を見ることはできない。自動巻きローターは、イカリを模した形状となっている。

 ベルトは、ステンレススティール製ブレスレットの他、レザーストラップとNATOタイプのファブリックストラップが同梱されている。それぞれ工具を使わずにワンタッチでケースから取り外すことが可能であり、簡単に付け替えて楽しむことができる。ボックスは、替えのベルトも含めて収納できる特別仕様のものが用意されている。

キャプテン クック クロノグラフ

時計は、付属する交換用ベルトと共に専用ボックスに収められている。外装は、丈夫なダイバーナイロン素材に覆われており、モチーフとなった古代の探検家や航海士の宝箱を想起させる。


Contact info: ラドー / スウォッチ グループ ジャパン  Tel.03-6254-7330


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