大阪の中心に構える腕時計専門店「oomiya 心斎橋店」にジラール・ペルゴコーナーがオープンした。メインのビジュアルとして「フリーブリッジ」が目を引くこのコーナーでは、優れたムーブメント装飾などをじっくり鑑賞できるテーブルとチェアが迎えてくれる。
〒542-0081
大阪市中央区南船場4-7-6
TEL:06-6251-0077
営業時間:11:00~19:00(水曜日定休)
oomiya 心斎橋店に新設されたジラール・ペルゴコーナー
大阪のoomiya 心斎橋店は、各店舗で愛好家を満足させるラインナップを誇るoomiyaにおいても、心斎橋店のみの取り扱いブランドがあるなど魅力あふれる店舗だ。各ブランドのコーナーは定期的に刷新されており、世界基準の最新コンセプトで来店者をもてなしてくれるのが特徴である。
そんな心斎橋店では、2021年からジラール・ペルゴの取り扱いを始めている。今回のジラール・ペルゴ常設コーナーのオープンは、同社の注目度の高まりに応じたものであると言えるだろう。また、“ゆっくり楽しんでいただける空間作り”がコンセプトである同店らしく、時計が見やすい高さと落ち着いたカラーリングを持つテーブル、それにマッチするチェアが用意されている。
oomiya 心斎橋店のジラール・ペルゴの注目モデル3選
ではここで、ブランドイメージとマッチするoomiya 心斎橋店のチェアに座って、じっくりと魅力を感じ取っていただきたい注目の3モデルを紹介しよう。
フリーブリッジ
自動巻き(Cal.GP01800-1170)。23石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約54時間。SS(直径44mm、厚さ12.2mm)。30m防水。270万6000円(税込み)。
ジラール・ペルゴの「ブリッジ」コレクションは、かつてはムーブメントの構造部品でしかなかったブリッジを腕時計のデザイン要素として押し上げた先駆者のひとつである。フリーブリッジは、ブリッジによるデザイン性をさらに高めたモデルで、時の中に漂うかのようにダイアルのベース部に架けられた矢型のネオ ブリッジを備えている。
また、センターにも時分針を支えるブリッジが架けられている。この構造により、香箱や輪列の位置に対する高低差が強調され、建築物を思わせる立体感が与えられている。
本作はoomiya 心斎橋店のジラール・ペルゴコーナーのメインビジュアルに選ばれているように、同社の世界観を色濃く反映したモデルであると言えるだろう。
ロレアート 42mm - ブルーダイアルモデル
自動巻き(Cal.GP01800)。28石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約54時間。SS(直径42mm)。100m防水。179万3000円(税込み)。
今やジラール・ペルゴの人気を牽引する「ロレアート」は、1975年にデビューしたコレクションだ。第5世代に当たる現行モデルは、2016年に限定モデルとして登場した後、翌17年にレギュラー化を果たした。
イタリアのサンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂の天蓋をモチーフとしたアイコニックな八角形ベゼルや一体型のブレスレットなどを、初代モデルから継承している。また、シルバーやグリーンといったカラーバリエーションが取り揃えられているのも魅力である。
今回注目するのはブルーダイアルモデルだ。鮮やかさと落ち着きが感じられる調色に、クル・ド・パリが施されたダイアルは光の入射する角度によって表情を大きく変え、時計をのぞき込むたびに新たな魅力に気が付くことだろう。
ロレアート 42mm - オニキスダイアルモデル
自動巻き(Cal.GP01800)。28石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約54時間。18KPG(直径42mm)。50m防水。420万2000円(税込み)。
オニキスダイアルを備えるロレアート 42mmモデルも見逃せない。オニキスダイアルは2020年発表の限定モデル等に採用されて話題となった。その人気に応えるようにレギュラーモデルとして初採用となったのが本作だ。
ブラックオニキスは、オニキスの原石をブラックで染め上げて仕上げたもので、ラッカーやエナメルとは異なる艶のある光沢と、ガラス質の奥行きのある質感が特徴だ。ケースは18KPGのサテン仕上げを中心とし、稜線にポリッシュを施して、アイコニックな八角形ベゼルを際立たせている。ゴールドの輝きはブラックオニキスの艶やかな質感とコントラストを成し、互いを引き立て合っているのが印象的な1本だ。
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