「スピードタイマー」の意匠を復刻したセイコー プロスペックスの新作ソーラークロノグラフが登場

セイコー プロスペックスから、スピードタイマー創成期のモデルにオマージュを捧げた、アイコニックなカラーリングを採用したモデルを発表した。ソーラークロノグラフ機構を備え、実用性に富んだ3本の新作は、2022年11月11日（金）より発売開始予定だ。

初代「スピードタイマー」のカラーリングを反映

　1969年、セイコーは世界で初めて垂直クラッチを搭載した自動巻きクロノグラフ「スピードタイマー」を発売した。優れた計時精度を実現し、クロノグラフの歴史に大きな足跡を残した。2022年、ストップウオッチ機能を有するソーラークロノグラフムーブメント、キャリバーV192を搭載し、現代ならではの高い実用性を備えている。

　本作の特徴は、1969から70年代当時、人気を博したスピードタイマーの特徴的な意匠「2色アルミニウム製ベゼル表示板」を採用している点。オリジナルを想起させる力強い時分針とワイドなインデックスを採用している。

　センターのクロノグラフ針は、ダイヤル外周の目盛りまで届く長さを確保し、判読性を高めている。さらにセンターのクロノグラフ針と6時位置の分積算針を赤いカラーに統一することで、経過時間を瞬時に確認できる仕様にし、オリジナル同様に判読性を高めている。

　緻密な筋目と鏡面の仕上げ分けを施したケースとブレスレット、カーブサファイアガラスを組み合わせ、スポーティーかつクラシカルな印象を与えるデザインだ。ブレスレットはかん足からバックルにかけてシェイプを効かせるとともに、適度な厚みと重量感を備え、高い装着性を実現した。