ブランド創立14周年を迎える2022年11月11日、モリッツ・グロスマンは美しい仕上げと複雑機構を併せ持つ「ハマティック・ヴィンテージ クリーム」を発表した。モリッツ・グロスマンが製作した歴史的な懐中時計を思わせるダイアルはクリームカラーで彩られており、バイオレットのインデックスやロゴはムーブメントの装飾ともリンクしている。
ハマティック・ヴィンテージ クリーム
自社製キャリバーにセッティングされた平型ネジはダイヤルの色調に調和するカラーへ焼き戻されており、クオリティの高さを示すホールマークとなっている。才能ある時計職人であったモリッツ・グロスマンはグラスヒュッテにおける時計産業の発展に大きく貢献し、150年以上たった今でも高く評価されている。
この偉大な時計職人の名とその信念を受け継いだモリッツ・グロスマンのマニュファクチュールは、最上級の腕時計を作り続けている。この度のアニバーサリーモデルも、ダイアルやケースのデザイン、1本ずつ手作業で仕上げられる針、そしてムーブメントと、モリッツ・グロスマンが誇るクラフトマンシップの象徴がふんだんに盛り込まれている。
クラシカルなデザイン
バイオレットに焼き戻された自社製針
モリッツ・グロスマンへのさらなるオマージュとして、懐中時計に用いられていた繊細な洋梨型の自社製針を採用した。針を自社工房で手作りするのは、今日のウォッチメイキングにおいてはとても珍しいことだ。完璧に仕上げられた針は1本ずつ職人の手で鮮やかなバイオレットへ焼き戻されており、インデックスやロゴの色彩と調和しより一層美しく見せている。ムーブメントにセッティングされる平型ネジもダイヤルの色調に合わせたカラーへ焼き戻されており、手作業で精緻な仕上げを施した美しいパーツを彩っている。
古典的な振り子式自動巻きキャリバー106.0
ハマティック・ヴィンテージ クリームに搭載されるキャリバー106.0は、一般的に用いられる回転式ローターではなくハンマーフレームを用いた振り子式自動巻き上げ機構を搭載している。腕の動きに合わせハンマーフレームが揺れ、効率的にゼンマイが巻き上がる仕組みだ。常に噛み合うふたつのラチェットホイールを採用することで、左右両方向へ瞬時に切り替え可能な巻き上げ機構を実現した。中央が大きく開いたハンマーフレームを用いることで、ムーブメントを覆い隠すことなく、魅力的な仕上げを施したパーツの美しさを隅々まで堪能することができる。
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