来たる2023年は卯年である。この時期になると干支モチーフの限定モデルが各ブランドから発表されることを楽しみにしている人も多いのではないだろうか。今回、タグ・ホイヤーからはカレラのクロノグラフの限定モデルが世界限定500本で登場する。
ウサギのシンボルが散りばめられたダイアル
タグ・ホイヤーは、2023年の卯年を祝うイヤーモデル「タグ・ホイヤー カレラ クロノグラフ イヤー オブ ザ ラビット」を発表した。
自動巻き(Cal.ホイヤー02)。33石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約80時間。SS×セラミックス(直径44mm)。10気圧防水。世界限定500本。84万1500円(税込み)。
ブラック、レッド、ゴールドの3色で構成された本作はスポーティでありつつ、新たな飛躍の年を想起させるデザインモチーフが配されている。ウサギは干支で知恵、慎重さ、技術を表し、ポジティブであるという特性とされている。
また、古来より中国において幸運、喜び、情熱、大胆さを表す色であるレッドを、作品全体のアクセントとしてあしらっている。火の要素を持つカラーであることにも関連し、最も崇拝される空間や所有物を装飾する色として最適とされている。
バランスのとれたトリコンパックスレイアウトのクロノグラフのダイアルに表現されている波模様はウサギの柔らかな毛並みである。これまでにないラインが新鮮な驚きを与えるだろう。3時位置と9時位置のクロノグラフサブカウンターにはアズラージュ仕上げが施され、構築的な同心円状のラインがダイアル全体の穏やかなウェーブとコントラストをなす。
ケースバックから眺めることができるのはキャリバー ホイヤー02だ。タグ・ホイヤーが自社で開発および製造したこのムーブメントは、垂直クラッチとコラムホイールにより、優れた計時精度と性能を発揮する。約80時間のパワーリザーブを備え、あらゆるライフスタイルにマッチする。
ストラップは滑らかなブラックカーフスキンにベージュのステッチが施され、ダイアルのローズゴールドと調和している。「タグ・ホイヤー カレラ クロノグラフ イヤー オブ ザ ラビット」は時計と同じディープレッドカラーの特別なボックスに収められる。上部と開閉部にゴールドプレートのタグ・ホイヤー シールドがあしらわれ、ケースにはウサギの姿が描かれている。高級感のあるアンスラサイトカラーのアルカンターラで覆われたケース内部には、特別なゴールドプレートデザインとウォッチクッションが並ぶ。
卯年を記念するこのタイムピースは、タグ・ホイヤーの創造性、クラフツマンシップ、ウォッチメイキングの専門知識を体現し、アイコニックなクロノグラフとしてモータースポーツのDNAをしっかりと受け継ぎ、身につける人に幸運と賢明さをもたらす願いを込めたデザインとなっている。
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