時計ファン必見! パテック フィリップ「 ウォッチアート・グランド・エキシビション(東京2023)」が、6月に開催

2022.12.13

今から10年前、パテック フィリップは、その創作、遺産、哲学、および広範な専門知識への理解を深めるための、新しいコンセプトによる一般公開、入場無料のグランド・エキシビションを開始することにより、卓越した時計製作への情熱を伝えるさらなる一歩を踏み出した。

これまでに開催された5回のイベントを通じ、その規模と範囲は拡大し、合計約16万5,000人の来場者を迎えた。ドバイ(2012年)、ミュンヘン(2013年)、ロンドン(2015年)、ニューヨーク(2017年)、シンガポール(2019年)に続き今回、パテック フィリップは第6回ウォッチアート・グランド・エキシビションの開催地として東京を選んだ。希少なハンドクラフト、時計製作におけるすべての技術的卓越性と精緻な仕上がりを高く評価する、鑑識眼の高い愛好家の国、日本は当社ブランドにとって歴史的にきわめて重要な市場である。


パテック フィリップ グランド・エキシビション

ウォッチアート・グランド・エキシビション

2017年にニューヨークで開催

 パテック フィリップは、6回目となる世界的グランド・エキシビションの開催地として、フラッグシップ市場のひとつである日本を選択した。2023年6月10日から25日まで、一般来場者と愛好家は、2,500m²を超える広さの展示会場を訪れ、ジュネーブの通りやレマン湖岸の雰囲気、およびパテック フィリップの舞台裏を発見し、ジュネーブ最後の独立した家族経営の時計マニュファクチュールの世界に浸ることができる。このイベントは、パテック フィリップが日本で開催する最大規模のエキシビションとなり、いくつかのリミテッド・エディションも発表される。

開催場所:新宿住友ビル三角広場
開催日程:2023年6月10日(土)~6月25日(日)
開催時間:未定

他に類を見ない大規模な内外装

ウォッチアート・グランド・エキシビション

2019年にシンガポールで開催

「ウォッチアート・グランド・エキシビション(東京2023)」の会場としては、過去のエキシビション同様、開催都市を象徴する場所が選ばれた。2023 年6 月10 日(土)から6 月25 日(日)まで、西新宿の超高層ビル街の中心、1 日約350 万人の乗客を数え、日本で最も利用客の多い駅である新宿駅から至近距離の住友ビル三角広場で開催される。2020 年にオープンした三角広場は、三角形の新宿住友超高層ビルの1階レベルに構築された約3,050m² の広大なホールである。高さ最大25m の巨大なガラス張り天井に覆われ、内部に柱はない。

 パテック フィリップは、この自然光に満ちたスペースに、著名な花時計を含むジュネーブの通りやレマン湖岸を彷彿させる、2,500m² を超える展示会場を創出する。これはウォッチアート・グランド・エキシビションの中で最大の規模のものとなる。

 10 のテーマ・ルームに分けられた展示は、見学者をパテック フィリップの世界への旅に誘い、ローヌ通りの歴史的本社、プラン・レ・ワット工場、パテック フィリップ・ミュージアムという、当社のジュネーブにおけるランドマークを目の当たりにさせる。それはあたかも1万キロメートル彼方のジュネーブから、これらが東京にやって来たかのようである。

現行コレクションのすべてと希少なハンドクラフト・コレクション

ウォッチアート・グランド・エキシビション

 パテック フィリップ「ウォッチアート・グランド・エキシビション(東京2023)」には、約500 点のタイムピースと、幅広い専門知識を示すオブジェが展示される。とりわけ見学者は、象徴的なデザインから最も洗練された機構まで、時計製作のすべての分野をカバーする、マニュファクチュール パテック フィリップの広範な紳士用・婦人用現行コレクションのすべてを鑑賞することができる。

 パテック フィリップが細心の配慮を注いで保護育成してきた希少なハンドクラフト技術(七宝細密画、クロワゾネ七宝、手彫金、細密な木象嵌、手仕上げのギヨシェ装飾、ジェム・セッティング)も展示される。約50 点のユニークピースとリミテッド・エディション(ドーム・テーブルクロック、懐中時計、腕時計)には、日本の文化とその豊かな芸術性がインスピレーションを与えている。また見学者の目の前で職人たちによる作業の実演が行われる。

パテック フィリップ・ミュージアムの珠玉の作品

  • ウォッチアート・グランド・エキシビション

    1851年にヴィクトリア女王に贈呈されたペンダント・ウォッチ(No. P-24)

  • ウォッチアート・グランド・エキシビション

    最初の永久カレンダー腕時計(左/1925年製/No. P-72)とスプリット秒針クロノグラフ(右/1922年製)

  • ウォッチアート・グランド・エキシビション

    スイス発初の腕時計(左/1868年製/)と5ゴングでウエストミンスターチャイムを奏でるレグラ公の懐中時計(1909年製/右)

  • ウォッチアート・グランド・エキシビション

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 エキシビションには、ジュネーブのパテック フィリップ・ミュージアム所蔵作品から厳選された約190 点のタイムピースが、特別の許可を得てはるばる東京まで運ばれ、展示される。《オールド・コレクション》(16 世紀から19 世紀初頭)は、世界最古の時計のいくつかと、時計製作史を画する数多くの技術的および美的傑作を網羅する。マニュファクチュールの豊かな遺産を収めた《パテック フィリップ・コレクション》のタイムピースには、1925 年にパテック フィリップが発表した知られる限り最初の永久カレンダー腕時計(No. P-72)、1948 年製作のワールドタイム1415 HUモデル(No. P-1026)、およびジェームズ・ウォード・パッカードが所有した1918年製作のミニット・リピーターと30日間のパワーリザーブを備えた懐中時計(No. P-1703)などがある。《歴史的オーナー》と名づけられた新しいエリアには、1851年のロンドン万国博覧会でヴィクトリア女王に贈呈されたペンダント・ウォッチ(No. P-24)をはじめ、著名なオーナーが所有していたタイムピースが展示される。

時計製作のマスターピースが一堂に集合

ウォッチアート・グランド・エキシビション

シンガポールでのエンジニアルーム

 ひとつのルームには、パテック フィリップ完全自社開発・製造による多数のムーブメントが展示され、構成部品の製造工程を紹介する新しいエリアと、研究開発分野の専用エリアも設けられる。マニュファクチュール パテック フィリップの卓越した分野のひとつであるコンプリケーテッド・ウォッチには多くの展示スペースが用意され、今回、グランド・エキシビションとしては初めて、超複雑タイムピース(キャリバー 89とスターキャリバー 2000 を含む)の特設セクションが設けられる。チャイム・ウォッチも《マスター・オブ・サウンド》と名づけられた専用のスペースに展示される。これらには、最も複雑なパテック フィリップ・グランドマスター・チャイム(20 の複雑機能)とスカイムーン・トゥールビヨン 6002R-001 モデルが含まれる。見学者はまた、さまざまなムーブメントの作業を実演する、パテック フィリップの有資格時計師たちと知り合う機会も与えられる。一般来場者や愛好家は、このイベントのために日本人オーナーから貸与された特別なタイムピースを目にすることができる。

ウォッチアート・グランド・エキシビション

シンガポールでのグランドコンプリケーション展示

注目を集めるリミテッド・エディション

「ウォッチアート・グランド・エキシビション(東京2023)」では、これまで同様、パテック フィリップのすべてのセグメントにおいて、世界初公開の技術的壮挙を含む、さまざまなリミテッド・エディションの発表が合わせて行なわれる。


Contact info: パテック フィリップ ジャパン・インフォメーションセンター
Tel.03-3255-8109


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