セイコーは、セイコー プロスペックスから国産初の腕時計「ローレル」の誕生110周年記念モデルを発表した。型打ちのシルバーダイアルで白銀の氷河を表現する本作は、「Save the Ocean」を象徴する現代デザインシリーズの第4作目にあたる。発売は2023年1月13日を予定しており、世界限定で5000本(うち国内800本)のみが販売される。
110周年のテーマは「人に寄り添い、ともに時を刻む」
1881年より時計に関する事業を開始したセイコーは、掛時計の製造を経て、懐中時計が主流であった1913年に初の国産腕時計「ローレル」を完成させた。その後もセイコーは数多くの革新的な腕時計を生み出し続け、現在に至るまでの110年もの間、国産腕時計をリードする存在であり続けている。
ちなみに、ローレルは日本の機械技術や産業の発展に寄与し、国民生活や文化に貢献した文化的遺産として、日本機械学会によって「機械遺産」に認定されている。
自動巻き(6R35)。24石。2万1600振動/時。パワーリザーブ約70時間。SSケース(直径41.0mm、厚さ12.3mm)。200m空気潜水用防水。14万8500円(税込み)。世界限定5000本(うち国内800本)。2023年1月13日発売予定。
そんな歴史に名を刻むこのタイムピースの発売110周年を記念する本作は、200mの空気潜水用防水性に代表される機能性と、普段使いしやすいデザインを兼ね備えるダイバースキューバの新作として登場した。
かつて南極や北極に挑戦した冒険家・探検家の手元で、その信頼性と安全性が実証されたセイコーダイバーズ。本作ではその原点に立ち返り、白銀の氷河をダイアルで表現することで1960〜70年のセイコーダイバーズの挑戦にオマージュを捧げている。
また本作は、海洋保護活動支援を象徴し、セイコーの名機を現代風にリデザインする「Save the Ocean」コレクションの新作でもある。元となったのは1968年誕生の歴史的なアーカイブモデルで、コンパクトにまとめられた41mm径ケースには上質感のあるシルバートーンのデザインが採用された。
なお、腕なじみの良い5列のメタルブレスレットを採用する本作には、交換用のストラップも付属する。このストラップは素材にペットボトル再生原料を100%使用したセイコー初のファブリックストラップで、当然のことながらセイコーダイバーズが挑む過酷な環境にも耐えうるタフネスが備わっている。
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