ボール ウォッチは、2021年に3針ベーシックコレクション「エンジニア Ⅲ マーベライト」のアップデートを実施した。これにより、ケースからブレスレットまでが最高品質のステンレス素材「904L ステンレススティール」となり、アンチマグネティック機能が「耐磁性 80,000A/m」へと強化、高精度保証「C.O.S.C.認定クロノメーター」を取得し、腕時計の基本性能を高い次元で押さえた“三拍子”の揃ったコレクションへと進化した。
そして今回、コストパフォーマンス抜群の本機に、日本限定仕様となる 100 本限定のブラック MOP(マザー・オブ・パール)バージョンが加わった。
ボール ウォッチ「エンジニア Ⅲ マーベライト クロノメーター ブラック MOP」
「エンジニア Ⅲ マーベライト クロノメーター」はデビュー以来、TPO を問わないシンプルなスタイルや腕が細めの男性でも着用しやすい理想的なサイズ、実用性重視のスペック、そして機械式時計ビギナーの方にも優しい価格設定で好評を博している。ダイアルカラーも多彩で、定番色のブラックとブルーのほかに、時流を捉えたグリーン、レッド、アイスブルー、レインボー(複数色のマイクロ・ガスライトを使ったブラックダイアル)をラインナップしてきた。ここに、待望のブラック MOP が登場する。
注目度が増している MOP は、光の加減で異なる表情を見せるダイアルのユニークさから人気で、かつてはレディスモデルに採用例が多かったものの、近年はメンズ向けのスペシャルモデルに用いられる傾向がある。とくに黒蝶貝から作り出すブラック MOP は、暗所ではブラックダイアルのように落ち着いた印象に、明所では控えめながら輝いて存在感を放つ。また、MOP は自然由来の素材であることから個々で模様が異なるため、オリジナリティを強く求める方にも支持されている。ボール ウォッチでは2021 年、ダイバーズウオッチ「エンジニア ハイドロカーボン サブマリン ウォーフェア」の日本限定仕様にブラック MOP を投入し、大変反響を勝ち得た。これに続く MOP モデルとして、3針時計の次世代スタンダード「エンジニア Ⅲ マーベライト クロノメーター」が選ばれた。
904L ステンレススティール
「スーパーステンレススティール」とも呼ばれるこのマテリアルは、一流ブランドが使用する最高級ステンレススティールだ。最新鋭のテクノロジーを率先して導入するボール ウォッチでは、これ以上ないメタル素材として 2019 年より採用をスタートした。904L が他のステンレススティールに比べて優位な点は次の5つである。
◆316L ステンレススティールよりもクロム含有率が高く、酸や塩化物の影響を受けにくい。
◆耐食性に優れるオーステナイト系ステンレスと、高硬度なフェライト系ステンレスの特徴を併せ持つ。
◆金属アレルギーを引き起こしにくい。
◆優れた研磨技術によって、表面を美しい光沢仕上げとすることが可能。
◆極めて硬質なため成形加工には特殊な技術が必須。同素材の採用は金属加工技術の高さを証明している。
ムーブメントを囲むミューメタル製のインナーケース
C.O.S.C.認定クロノメーターのムーブメントは、15 間の平均日差-4~+6秒以内が公的に保証され、ワンランク上のウォッチへと進化した。また、パソコンやスマートフォン、ワイヤレスヘッドフォンといった磁気を発する電子機器に囲まれて日々を過ごす昨今、重要視されている耐磁機能の見直しが図られ、ムーブメントを囲むミューメタル製のインナーケースを内蔵することで80,000A/m(およそ1000ガウス相当)の磁気耐性を獲得している。
磁気耐性、引張強度と装着性の高いメタルブレスレット
そのほか、300m防水、5,000Gsの耐衝撃性、1,400ニュートン(約140kg重)もの荷重に耐える屈強な両開き式バックル(5,000回に及ぶ開閉テストも実施)、サテン&ポリッシュで仕上げ分けした引張強度と装着性の高いメタルブレスレット、反射防止処理済みのサファイアガラス風防、拡大レンズ付きのカレンダー表示など、シリーズ最高のスペック構成となっている。
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