タグ・ホイヤーは、2022年に登場したソーラー駆動モデル「アクアレーサー プロフェッショナル 200 ソーラーグラフ」の新作として、グレード2チタンを使用したブレスレットモデルを発表した。力強いメタリックデザインに快適な装着感と高い機能性を兼ね備える本作は、2023年2月より各タグ・ホイヤーブティックおよび公式オンラインブティックで発売される。
ソーラーで動く快適かつタフなアクアレーサー
アクアレーサーの登場は2004年のこと。陸上、水中問わず、あらゆる環境に対応する万能スポーツウォッチとして設計された「ホイヤーRef.844」から、200mを超える防水性に逆回転防止ベゼル、ねじ込み式リュウズといった6つの実用機能を受け継いだ新シリーズとして誕生した。
近年では2021年のウォッチズ&ワンダーズ ジュネーブにて、ソーラームーブメント「キャリバー TH50-00」を搭載したブランド初のソーラー駆動モデル「アクアレーサー プロフェッショナル 200 ソーラーグラフ」の第1作目が披露され、アクアレーサーの実用性はさらなる進化を遂げた。大胆かつアクティブに自然と一体化するアクアレーサーの哲学が、ソーラー駆動という実用機能によってより鮮明化されたのである。
ファーストモデルがステンレスケースにラバーベルトを備えていたのに対し、本作ではチタンケースおよびチタンブレスレットが採用されている。また、逆回転防止ベゼルもフォージドカーボン製からチタン製へと変更された。ソーラームーブメント(cal.TH50-00)。Tiケース(直径40mm)。200m防水。36万8500円(税込み)。2023年2月発売予定。
そして、続く2022年のウォッチズ&ワンダーズ ジュネーブでプロフェッショナル200 ソーラーグラフの新作として発表されたのが、この精悍なチタンモデルだ。ソーラームーブメントの実用性にチタンの軽やかさとタフネスが加わった本作は、より多様なアウトドアに対応する万能ウォッチと呼ぶにふさわしい。
本作のハイライトは、やはりその一体感のあるメタリックデザインだろう。ケースおよびブレスレット、ベゼルには上質なグレード2チタンが採用されており、着用感の良いスリムケースにはあらゆるアクティビティに対応する軽やかさとタフネスが与えられた。
また、新たに採用されたスポーティなチタンブレスレットでは、過酷な環境を耐え抜く耐久性と装着感を両立するような設計が行われている。
横ストライプが入ったブラックダイアルにはポーラーブルーでアクセントが加えられており、無骨なワントーンのデザインに涼やかな印象が与えられている。このダイアルは一部が半透明になっており、光を透過させることでムーブメントを充電する仕組みだ。
加えて、本作ではインデックスと時分針のみならずラッカー仕上げの秒針にもスーパールミノバが塗布されており、夜間や暗所でのアクティビティにも対応できるようになっている。分針と秒針はブルー、その他はグリーンに色分けされたことで、判読性の底上げが行われている点にも注目だ。
そのスペックは折り紙付きであり、太陽光もしくは人工光の両方で充電可能な点に加え、直射日光であれば約2分間当てるだけで丸1日稼働し続けられるほどの発電効率を有している。また、フル充電時には約6カ月間もの連続稼働が可能であり、その充電も20時間ほどで完了するようになっている。
さらに、充電切れを起こした場合にもたった10秒ほど光に当てるだけで再稼働できる特性を持つ。
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